アニメの目

  • -- - -- --
カテゴリ:
スポンサー広告
コメント:
-
トラックバック:
-

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
カテゴリ:
2009春期
コメント:
0
トラックバック:
0

東のエデン 第10話 「誰が滝沢朗を殺したか」

前回感想からまるまる2週間。アニメを観る感覚も鈍ってる気がするし、『東のエデン』の流れの把握もちょっとずれてるような気がします。あぁやっぱり毎週放送ってのは正しいスパンなんだなと再認識。いや、そんな話はどうでもいい。

要するに何をなせば日本のためになるのかという話だった思います。

ミサイルで主要都市を片っ端から壊して、それで既成権力を平等に分配する。それがミサイルセレソンの言い分。

彼の言葉を聞いていると自分がひどい目にあったから皆ひどい目にあってしまえ! 僕はこんなに苦しかったんだぞ! っていう幼稚な発想にしか聞こえない。けど一理はあるんですよね。

ミスターアウトサイドからの指示に従って日本を作り変えるならば、まずは現在の日本を破壊するのが手っ取り早い。ましてたかが100億しか与えられていないのならば手段を選んでいる余裕はない。

もちろん、これはミサイルくんの後付け的な自己の正当化に過ぎないわけなんですけど、物部さんはその理屈に一応の賛同を示しています。うん、何度も言うようだけど一理はありますから。

実際にミサイルくんが本当に苦しい思い、悔しい思いをしてきたのは事実だろうから、真に「日本を良い方向へ導く」のであれば、これも解決すべき問題でしょう。

で、ミサイルくんの不幸も後付けの理論も何知らない日本国民は、このミサイルに対して肯定的だったんですって。興味本位と言うか、要は軽い気持ちで「このまま何か特別なことが起こってくれないかな」程度の意識だったんだろうけど、でもそれが滝沢には辛かった。

滝沢は「ミサイル攻撃なんて正しいはずがない」っていう確信を持って攻撃を阻止したんだけど、世間は滝沢を救世主とは認めなかった。2万人ニートとどう絡んでるのかは知らないけど、たぶんそれも滝沢が良かれと思ってやったことなんでしょう。でもニートには恨まれっぱなし。

誰かのために何かをなして、それが全く認められない。それどころか恨まれる始末。アイデンティティの崩壊どころじゃないですよ。

このやりとりを聞いていると、サッカー日本代表を思い出します。監督がシリーズコンセプトのひとつにしていた「なぜ代表選手は期待に応えられないのか」について、僕は以前「何かをなす限り期待は膨らみ続けるから」という答えを出していたんですけど、これはどうも違っていたみたいです。

本当に誰かのためになると思って必死に動いても、それが受け入れられないことがあるんです。ただ、これを結論にしてしまうとなんだか悲しすぎる。というかネガティブ過ぎる。だからそこから、それが受け入れられなかったとき何をすればいいのかという方向へ転換していくのかな。

「日本を良い方向へ導く」という漠然とした問題の難しさのひとつが、そもそも「良い方向」って何だ? って所にあると思うんです。要するに「良い」なんて人の主観だからね。

アウトサイダーと目されたアトウサイゾウ氏に関しても、戦後の日本を復興させた立役者を自負する反面、今になって「日本はこれで良かったのか」と囁かれ始めて、自分の行いを変革させるような若者に財力と権力を与えたんだろうって話でした。

良かれと思って今の日本にした。でもそこに?マークが付いた。じゃあ、自分とは違う「良かれ」を持つ人間に次の日本を築いてもらおう。

結局アトウサイゾウ氏がアウトサイダーだったのか、結論は出しかねる感じですがこのエピソードもなかなか興味深いところです。

さて、そんな日本の行く末を左右するセレソン話から離れて一般人代表・エデンの面々の行動を見てみましょうか。

咲はとうとう滝沢に本当のことを問いただしました。滝沢を見守り続けるポジションの咲ですが、今回の新幹線の別れのシーンは印象的です。二人が日本に帰ってきて、豊洲のショッピングモールに行く前にボートに乗ったけど、あのシーンを思い出しましたね。

滝沢と咲はそこそこ深い絆で結ばれているようで、実は乗り物ひとつで結ばれたり切られたりするようなアンバランスさも兼ね備えてるんです。まぁ滝沢が自分の正体もわからない嘘星人だから仕方ないといえば仕方ないけど。

板津のメールが届いて東京居残り組の面々はデータを閲覧できてますが、これだけじゃ何のことやら。むしろニート失踪に絡んでるんじゃ? って疑念が芽生えだしているタイミングなら「こいつミサイル攻撃までしてたのか」ってなっても不思議じゃない。そこがすごく怖いですよね。またしても滝沢は一般民衆に否定されてしまうのか。

願わくば滝沢の頑張りが報われますように。

コメント


コメントを管理人にだけ表示させる

トラックバック

このエントリにトラックバック
お知らせ
最新のエントリ
カテゴリ

アニ☆ブロ

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。