アニメの目

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2009夏期
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CANAAN 第9話 「過去花」

回収回。それからおそらくラストステージとなるであろう「ファクトリー」への導入。展開はスムースなんだけど、その分特別何も感じない話だったのかな。

とは言ってもそこは『CANAAN』だからそれなりに濃い話。

一番インパクトの強かったのが、出来損ないの「ノーブルーム」。ウーアの花すら咲かせられない存在。1話から変な被り物で登場した「愚かな人たち」の正体がここで明らかになりました。

蛇の行った人体実験の被験者を「花」と表現するのが強烈です。そんな可愛らしいイメージは一切ないのに敢えてその語を選ぶセンスはさすがと言うべきか。同時に咲いては散るという儚さを与えたり、砂漠の村に咲かされた「花」という異常性を際立たせたり、とにかく「花」って語から秀逸なセンスがほとばしっているように感じました。

ノーブルームについて少し考えてみようかな。要するに彼らは実験に失敗した存在で、その原因の研究のために蛇に管理され生かされているらしい。とうとうアルマジロっぽいマイナークラスの生物まで登場してしまった被り物ですが、たぶんあれが蛇の「保護」を象徴しているような気がします。

ノーブルームって完全に蛇の被害者なのに蛇に従属することを苦にしていないような印象。ほぼ使い捨ての尖兵としてカナンにぶつけられて消えていってたし、あの被り物のせいでもあるけど彼らが何を考えているのかが全然分からなかった。

今回のアルマジロも一人でフラフラやってきて結局死んでいったから、やっぱり蛇への服従に疑問はないらしいです。ユンユンともハッコーとも決定的に違う。

感覚が麻痺してるんですかね。蛇に変なものを被らされて、それで全く周りが見えなくなっている。ノーブルームの視覚では何かを感じることができないんじゃないかな。

それがあの被り物を取ると一変して苦しみだすのは真実が見えてしまうからかな。目を逸らしたほうが楽な事実がたくさんあって、被り物をしている限りそれは見えないようになっている。でも、被り物を外してしまうとそういう事実が否応なく目に飛び込んでくるから苦しい。

何か感じますよね。巨大組織の被害に遭う。逆にその組織に保護される。感覚が失われ、そういう事実関係を認識しないまま生きる。何も考えずに生きる限り幸せ。あるきっかけでその事実に気付いてしまうと死んでしまう。うん、社会的な何かを感じる。

とにかくノーブルームの話はここで終わりにしておきます。次は前から思っていたウーアウイルスで引き起こされる身体的変化について、と思ったんですけど感想が意外と長くなってますね。

じゃあこれは別の機会に。機会がなかったら放送終了後、それについて個別にエントリを書きます。たぶん、それくらい長い話になりそうなので。

ってな訳で最後にアルファルドについて思ったことを書いておきます。

個人的にアルファルドは最高に魅力的なキャラなんですけど、彼女が何をしたいのかが良く分からないとこれまで書いてきました。それが今回、リャン・チーの愛やカミングズの愛に興味を覚えたり、散々殺す機会のあるカナンをいつまでも生かし続けたり。そういう所からアルファルドが求めているのは自分にないものなんじゃないかなっていう風に思いました。

彼女自身、何かが欠けていることには気付いていると思うんですよ。カナンの底を求めたりするのも、その糸口を探しているからなんじゃないかな。

そんな感じです。それにしてもメインテーマは「憎しみ」ではなく「愛」の方な気がしてきたぞ。

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