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2009夏期
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Phantom~Requiem for the Phantom~ 第23話 「決断」

なるほど、リズィはキャルの中にクロウディアを見ていたのか。舞台が日本に移ってからのリズィの行動が若干優しすぎるように感じていたのはそういうことだったんですね。

復讐だけを胸にどこまでも突き進んでいく姿は確かにクロウディアそのもの。何でも実力行使のキャルと裏で策略をめぐらせるクロウディアでは随分印象が違うし、そのせいで気付けなかったんだろうけど、「ここ」というタイミングで決して引こうとしない姿勢はかなり共通するものがあります。

クロウディアを守り抜くことができなくて、最後は自分の手で終わらせた。そういうことを繰り返したくなくてずっとキャルを守ってきた。なのにまたキャルは暴走して自分の手から離れ、それでもキャルをクロウディアの二の舞にはしたくなくて、それで身を挺して行く手を阻むという手段に訴えた。

ここへ来て初めてリズィというキャラの深さを感じました。それと同時に、リズィも過去に生きていたという事を実感。ずっとキャルとクロウディアを重ねて見ていたわけですから。

ってことは過去に縛られるというのは何もファントムに限ったことじゃないんですね。日本での話に移ってから「過去に生きる」をファントムの特徴のひとつとして数えていたんだけど、確かににそれはファントム全員に共通することでないのは明らかですし。ほら、エレンには過去がないし。

でも、誰もが過去の上に今を積み上げて生きているわけだから、それは当たり前のことですよね。志賀も兄貴のことを胸に今を乗り切ろうとしているわけだし。

とするとファントムをファントムたらしめているのは何だろう。そう考えるともう共通点らしい共通点もないような気がします。行動理念全然違うし、考え方も全然違う。キャルがちょっと特殊すぎるしなぁ。

でも序盤から変わらないキーワードがあって、それは「感情」じゃないかな。感情を理性でコントロールするエレン、未だに自分の感情に答えを与えられない玲二、自分の感情のままに復讐に奔るキャル。

以前どこかの感想で書いたと思いますが、サイスのファントム作成のコンセプトには常に「感情」をどう扱うかが中心にあったし、そういうことを踏まえると『Phantom』は「感情」というキーワードで最後を締め括るのかな、っていう感じです。

絶対的組織インフェルノの存在やアメリカ・日本と舞台を移す展開も、要するに大事なのは自分の中身だっていうことを強調したいのかもしれないですね。

それから最後にひとつ気になったことが。キャルが美緒に色々聞かせていたシーンがありましたけど、あれをどう捉えるべきか。素直に考えるなら美緒をいじめたかったくらいでしょうけど、やっぱり現在の美緒が2年前のキャルと似ていることを考えるなら、キャルが無意識のうちに美緒に感情移入していると考えられなくもないです。

つまりキャルは何も知らされずに守られて、何も知らされずに立ち去られる辛さを知っているから、美緒に事の真相を伝えたんじゃないかということです。考えすぎかな。焦点はキャルが深層心理でもいいから「玲二は自分を守ってくれていた」という事を認識できているかというところなんですが……。

分かっているはず。というのは希望的観測かな。僕には彼女はその事に気付いていて、でもそんなこと認めたくなくて突っ走るしかなくなっているように見えるんですけど。

もしそうだったらキャルの心にはまだ優しい部分が残っていて、美緒に自分と同じような悲しみや苦しみを感じさせないようにしているっていうことになるんだけど……。

最後に話は変わるけど、とにかく「煙のように消える」が良い選択だとは思いません。ちゃんとぶつかってちゃんと答えを出さなきゃ。(残り話数も少ないことだし)

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(アニメ感想) Phantom~Requiem for the Phantom~ 第23話 「決断」 from ゲームやアニメについてぼそぼそと語る人 2009-09-09

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◎PhantomRequiemforthePhantom第23話「決断」 from ぺろぺろキャンディー 2009-12-05

リズィの乱入で興が冷めたのか、キャルは素直に退いた。2年ぶりの再会…しかし、玲二とリズィは互いに懐かしさにひたることはない。リズィは玲二にキャルを抑え切れなくなるのは時間の問題だと忠告し、クロウディアの分まで今を生きろと言い残し去って行く。逃亡までの時...

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