アニメの目

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2009夏期
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青い花 第9話 「夏の夜の夢」

先輩の事はひとまず置いておいてみんなで仲良く別荘へ旅行です。井汲さんと男性陣の描写が光っていて『青い花』としては随分新鮮な印象を受けました。

友達と恋人は当然違う距離感だし、異性の距離感、片想いの距離感はそれぞれ明確に異なっているわけだけど、そこの描き分けはすごい感じました。

友達の距離感って傍から見てるとすごく美しいもののような気がします。あの元気な三人衆を参加させたのもその距離感を表現したくての事だと思うけど、本当にくもりがないと言うか純真、むしろ純朴。両者の隙間に醜いものが一切ない感じ。

じゃあふみや井汲さんや杉本先輩の間の関係は醜いのかと言われると、それは確かに語弊があるような。すごいイメージに頼った言葉を選ぶなら「泥」かな。泥まみれな感じ。それはそれですごく美しいものだと思うんですけどね。

百合を描くのならば友達という関係に触れないわけにはいかないのかな。まぁ、友達っていうカテゴライズも重要だけど、今回は男性の内面にも随分迫っていて面白かった。

井汲さんの許婚さん。彼は物凄く不幸だと思う。ほんとに井汲さんのことを思っているらしいことは分かるし、その気持ちの表れとして「もっと頼ってくれ」という行動に出てる(初登場くらいのとき)わけだけど、まさしくそのために井汲さんから距離を置かれているように見える。

迷子になって泣きじゃくっていた井汲さんが許婚さんにおんぶしてもらって帰ったあの時、井汲さんはどうしようもなく他人に支えられる自分を嫌いになったんじゃないかな。

彼女が中学時代に描いたというあの絵は「支えられずに自分の足で立つ」という彼女の意思の表れであり、必然的に一人の寂しさを内包するような、そんな絵だと感じました。

そんなこんなで杉本先輩に惚れたんだとしたら、井汲さんは先輩のことを充分に理解していることになりますよね。つまり、恋人にずっと支えられるような自分から脱却したくて先輩を好きになったのだから、先輩が自分を支えてくれるような強い人間でないことを理解していたということだと思います。

自分と同じように弱さを抱えた人だと。

こうやって色々考えていると『青い花』がどれだけ人間を描けているかということを理解させられますね。いやはや、残すところ後2話ですか。

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