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いけだたかし 『ささめきこと』 4巻 (MFコミックアライブ)

19話(4巻1話)の「"Good Morning"」が良い。作者さんもあとがきで書いている事だけど、全巻あの引きで終わっておいてこの話が入るか、という感じです。が、この24ページが『ささめきこと』を支えているんだと思います。

高校に行ってるときにはなかなか気づけないことだけど、あそこって特別な環境なんですよね。みんなが同じ服を着て、同じ時間帯に集まって、同じ教室で一緒に過ごすっていうのは、思い返すとすごい貴重な時間だったと思うわけです。「今日は何が起こるのか」という言葉もあったけど、そういう期待感があるのは確か。やっぱりそれぞれが大なり小なり悩んだり考えたり楽しんだりしているから。良い意味での危うさがある。若さのエネルギーって言うほど歳をとってるわけじゃないけど、それでも高校までの学校は確実に特殊な環境だと思います。ま、大学は大学で特殊だけどね。

さて、自分の趣味がある種の冗談のような形で周囲に受け入れられている汐ですが、やっぱり本当の意味で誰かを好きになってしまったら、冗談の域を脱しなければならないわけです。でも、もし断られたら……、という汐視点からのお話でした。

その後は「Early days」と題した過去編。純夏が汐を好きになるまでの経緯でした。この辺を読んで感じたのは、純夏の好意があまりにも「普通」の感情だということ。とっても大切な人がいて、その人と一緒にいたいと思って、その人のことを考えたら心臓がドキドキして、その人を見てるだけで幸せで、なんてそりゃもう「普通」の恋。

特に過去編に入って「普通」なる語がやたら頻繁に登場するようになって色々考えたんですが、同性愛って「特殊」ではあっても「異常」ではないと思うのです。「普通」の反対は「特別」、「特殊」の反対は「一般」「普遍」、「異常」の反対は「正常」だからそれらの語に大した関連性はないだろうという国語的なツッコミはご遠慮願いたいのですが、ぶっちゃけて言うと「キモイ」ものではないと。

だって純夏は物凄く「普通」に恋をしたじゃないですか。そのプロセスは誰が見ても「普通」の恋。それが恋ではなくてなんだというのか。ですよ。

ま、現在の純夏と汐は百合ゆえの壁にぶつかってるけどね。

あと面白かったのは汐への気持ちに気付いた純夏の妄想。デフォルメ二等身キャラの告白からゴールインまでの見事な妄想でしたが、あれって1巻の最初、汐が図書委員の先輩を想って描いた妄想と同じ絵なんですよね。違うのは二コマ目の花。

汐妄想では百合なんだけど、純夏妄想ではチューリップです。この描き分けはうまい。つまり純夏は普通の恋の妄想をしてるんですよね。同姓だとか何だとかいうレベルの話を軽く飛び越してしまって、ただ幸せ姿を想像しているわけです。

そんなこんなで5巻が出ているので買ってきます。アニメの放送開始までには読んで感想も書いておきたい。

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