アニメの目

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2009秋期
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ささめきこと 第1話 「ささめきこと」

爽やかな青空と燃えるような夕日とまだ青いイチョウの葉と。この三色が良い具合に混ざって面白い表現がありました。

イメージカラーは公式サイトの配色とかOPでの色の使い方からして青空の青。なんだけど、アニメは夕焼けをバックに教室でキスするハチ×みやこで開始。それ以降も放課後の図書室とか、この燃える赤を何度も表現。

夕日の色って特殊な意味を持っていると思います。激情的でありながら哀愁を感じさせるという意味では唯一と言っても良いかと。それは「好き」という感情に焦がれている風間や純夏の心情を確かに表している色。想いを募らせてもそれを爆発させることはできないでジリジリ焦がれているイメージじゃないかな。

その夕焼けの色と対比されるのがまだイチョウの葉の緑。焦がれる気持ち「赤」と正反対の色でありながら、対立することなく同じ画面に収まれる若さの象徴。ここで若さを青でなく緑で表現しているのも面白いですよね。特にイチョウと来ればいずれ黄色に移り変わっていくものだから若さ「緑」に時間的なものを感じます。

下校中の信号機とか、この「赤」「緑」の表現は随所に見られたので、キャラクターの心情を追いかける上で重要なバロメータになっていくんじゃないだろうかと思っています。

村雨純夏が風間汐を想って「風立ちぬ」を読み、風間汐は憧れの先輩と二人っきりになった図書館で「雨月物語」に手をかける。すでにお互いがお互いを常に意識していることをハッキリと示しているシーンですが、特に風間が「雨月物語」にそっと手を伸ばすのはお気に入り。

勝手に女の子を好きになってキャーキャー騒いで、でもやっぱり不安もあって、それで常に純夏を求めている風間をうまく表現できていたと思います。

他、風間と先輩のやり取りの後ろにあった本も気になるのですが、まぁ文学の知識なんてほぼないのでここまでにしておきます。そういえば両者の背後に「土佐日記」があったのは何なんでしょうね。まさか朱宮くんの伏線というかお遊びというか、そんな感じなのかなとか思ってちょっと楽しくなってました。

あと映像として感じたのは純夏と風間はいつも一緒にいるのに、二人が横に並んで描かれるカットが比較的少ないような気がします。それを意識して観てはいないので気のせいかもしれないけど、なんとなくそんなふうに感じました。

面白い絵だと思ったのが、二人で並んで歩いているのを下方から見上げる形で描かれたカット。背の高い純夏の顔だけ描かれて画面右側(風間の頭上)には月だけが描かれていたあれです。なんかすごい純夏の心の空しさと二人の微妙なズレを意識させられました。


ストーリーの方は原作コミックとその感想でそこそこ考えているので、今回みたいにアニメならではの表現とかそういう切り口で感想を書いていくことになりそうです。今までやったことないスタイルでやり抜けるかどうかは分からないけど、まぁ色々見えたら良いなとか思ってます。

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