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2009秋期
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ささめきこと 第8話 「Ripple」

前回の感想で、純夏が「朱宮くんは男か女か」というところに拘っていたことから「どうも雲行きが怪しい」と書いたけど、どう考えても説明不足なのでまずは補足から。

つまりはハチの言っていた「人を愛するのに性別を気にするのか」という話です。これに関して、純夏の答えはおそらく「イエス」でしょう。でも、男性であれ女性であれ好きになってしまったものは仕方ないという考えでもあります。

純夏は風間を大好きになってしまって、それでいろいろ悩んだり苦労したりしているわけだから、ハチみやこのように、何も気にしないで付き合うということはできない。でも、女性同士だから好きにならないということはない。そういうこと。

純夏は風間が女の子でも男の子でも、風間が風間だったら今みたいに風間を大好きになっていただろうから、好きになるのに性別は関係ないはず。それが、風間との間の長引く膠着状態で「性別」という重しが純夏の背中にのしかかっているんじゃないかと感じたわけです。

だって純夏は風間が女の子だから好きになったわけじゃないんだから。

さて、そんな感じで「雲行きが怪しくなってきた」と書いた直後の放送回のアバンで風間が涙ですね。言わんこっちゃないですよ、純夏さん。

「純夏が蒼井さんを押し倒そうとしている男の子みたいに見えたから泣いちゃった」って、そんなわけあるかい。

強調されるのが風間の孤立です。蒼井さんと純夏が語らった「校舎の片隅」こと階段の踊り場で、並んだ水道の蛇口のうち一つだけが上を向いていたんですが(放送から時間が経ってしまっているので、ひょっとしたら思い出せないかもしれないですけど……)、はじめこれは蒼井さんだと思っていました。

「逆さま」の表現は、OPラストの逆さの傘に水がたまって月が映っているというカットにもあるように、割と多く目にする方法です。ズバリ百合志向の象徴だと思っているし、それで間違ってないだろうという気もしているのですが、すると「一つだけ逆を向いた蛇口」「教室の雰囲気に耐えかねて一人で飛び出した蒼井さん」だろう、と。

でも、風間が涙(水)を流したのを観ると、どうもあの逆さの蛇口は風間だったのかもしれないですね。

とすると、前回までで表現してきた風間の孤立をさらにシビアに表現するようになってきたのかな。前回までは単純に「純夏と一緒にいられる時間が短くなってきている」ということだったけど、今回のは「風間は他の人とここが違う」という意味での孤立です。みんなと違う方向を向いているんですから。

「じゃあどこが違うのか」ということを考えてみるとそれは明らかで、風間だけ自分がある特定の人のことを好きだと認めていないんです。ハチみやこの付き合ってるとか愛してるとか、そういう話にも通じるけど、純夏は風間が好きだと知っているし、やっとストーリーに絡んできた蒼井さんも純夏が好きだと自覚しています。(ちなみに朱宮くんも純夏が好きだと知っている上、告白までしています。それにしても、朱宮くんはクラスの女の子に認知されていないほど影の薄い子だったんですね)

ただ、風間は自分が純夏を好きだと理解していない。いや、もちろん知ってはいると思います。自分が純夏を好きだと気付いているはずだけど、本心を嘘で繕って、自分自身を誤魔化しているみたい。

上向きにした蛇口は、蛇口に水がたまって、それが溢れたら水が流れ出すものです。それは、感情を内に抑えていても、ちょっとしたことですぐに涙として流れ出してきてしまう風間にそっくりじゃないかな。

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