アニメの目

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2010冬期
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とある科学の超電磁砲 第22話 「レベル6」

前半のレベルアッパーの話が終わった後に、しばらく学園都市における大人を描いたエピソードが何本かあったけど、ここへきてあれが生きてきている。「レベル6」なんてのは大人の高慢。大人のエゴの結晶です。

まず謝ります。前回の感想で、木山先生の教え子を指して「彼女はとっくに死んでるはず」と書いたけど、植物状態で眠っているだけでした。勝手に殺すなって話ですよ、ほんと。

さて、本題。学園都市ってのは学生が集まる街で、そこで生活する大人は職業に関わらず全員が学生にとっての先生みたいなもの。シリーズを観てきて感じたのは、そういう学園都市の空気だったんだけど、中には子供を食い物にするバカみたいな大人もいるということです。

レベル6なんて誰が望んだよ? そう言ってやりたくなりますよね。レベルアッパーに飛びついてしまった佐天さんは、その後「楽しちゃいけない」「少しずつでも能力を磨いていく」ということを感じたけど、まさしくそうなんですよ。よく分からん薬を投与されてレベル6が実現できても、それって学生が望んだことなの?

たくさんの子供を犠牲にして実験し、子供の意志なんて無関係にレベル6を作り出す。こんな大人のエゴが子供を壊す。そもそも「創造」なんて言葉が高慢さの象徴です。

あー、なんか熱くなってきた。別にこんなアニメ感想ブログで教育論議をしようなんて考えているわけではないんだけど、それにしてもこういう大人は腹が立つ。僕が全否定する数少ない存在のひとつが、こういう大人です。

ただ、木原というサイエンティストが「悪役」なのは言うまでもないこと。そんな明らかに悪いやつをバッシングしても、よけいにムシャクシャするだけなので、とりあえずここは抑えます。

問題は木山先生なんだよなぁ。レベルアッパーの件でも、今回のポルターガイストの件でも、彼女は他の何よりも子供たちのことを考えています。それだけに辛い。っていうのは、彼女の「自分が傷付けてしまった子供たちは、自分の力で救ってやりたい」という意志もエゴだから。

木山先生も自分のエゴに気付いていて、それでも「自分が救う」という信念を貫いていたんだけど、美琴に「今、助けて欲しいと訴えている」と言われると、もう何もできなくなってしまうんですよね。あのうなだれた木山先生からは、悔しさとか悲しさとか、そういうのが感じられて観てるこっちまで辛かったです。

でもさ、木山先生は最高の教育者だと思いますよ。100%子供と向き合えてる大人です。

「別に」っていう言葉がありますね。今回も美琴と佐天さんの口からこぼれた、意志を伝えない言葉です。誰にだって言いたくないことはあるし、言わないほうがいいこともあるんだけど、それでもレベルアッパー事件の原因に、高レベル者が無・低レベル者の声を聞いてやれなかったというのがあったから、それ以降「別に」は不穏ワードのひとつになっています。

でも今回は佐天さんの「別に」を美琴がちゃんと汲み取ったんですよね。この佐天さんの「別に」は、レベルアッパーのときとは少し意味合いが違うんだけど、でも本心をしまう言葉であるのは間違いないわけで、それなら美琴がそれに気付いて、佐天さんで気持ちの共有ができたというのは価値のあること。

これも木山先生と美琴が正面から全力で向かい合ったことの成果だと思います。

今は初春が少し意固地になっていて、少し空気が悪いですけど、それでもまとまろうとするこの4人を見ていると、本当に「え? レベル6ってなんなの? 必要なの?」っていう気がしてきます。

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