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2010冬期
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デュラララ!! 第11話 「疾風怒濤」

帝人化けるか、と思ったけど、結局彼は普通人。考えかたも普通だし、矢霧波江を前に声もうわずっちゃうような少年。口を開けばきれい事で、彼にはそれを実行する力なんてないんだけど、そんな普通人の帝人だからこそダラーズの舵取りを行ってこれたんじゃないかな。

彼の求める「つながり」は、ダラーズ集結という形で実現しました。それは本当に頭のねじがゆるんでしまったような、平気で人を殺してしまう連中もたじろがせる力でしたね。帝人のメールで集まった人々に色が付いていく様は圧巻です。

ネット上での虚構の「つながり」が、現実の「つながり」へと変わる瞬間ですね。ダラーズを指して「無色透明」というのは、他のカラーギャングと比べての表現ですが、同時に特に活動のない繋がっているだけの集団であるということも表していると思います。

チームだけどチームじゃない。チームだけど活動はない。ダラーズっていうチームの姿を正しく認識する者はおらず、目に見えないも同然。だから無色透明。

今回の活動で、はじめてダラーズがダラーズという実体を伴って認識されました。無色透明でなくなったということ。それは電子情報的な虚構から、身体や意志を持った人々の集まりである現実のチームに変わったことと同じです。

セルティの首の話が出てきたときに、「首っていうと、アイデンティティの言い換えかな」ということを書きましたが、それにも関連することです。ダラーズがはじめて「さあ! これがダラーズだ!」という行動を起こしたんですから。

同時にこれは帝人のアイデンティティの主張です。非日常とやらに憧れてダラーズを結成し、池袋に出てきたものの、「結局自分は何者でもないのかもしれない」「絵に描いたようなハッピーエンドは望めないのかもしれない」と感じ始めたときのこの行動。「竜ヶ峰帝人はここにいる!」という存在表明。

アイデンティティというと、セルティの行動はすごく痛々しかった。自分の首が他人の体の上に乗っかって、それで生きているんですから。「名前は?」と訊くと「セルティ」と答えが返ってくる。恐ろしいほどのアイデンティティの崩壊です。彼女がセルティなら自分は誰なのだ。

バイクでビルを逆さに下り、「私はここにいる!」と大鎌を振り回している姿には心を震わされました。

ストーリーとしてはひとつの山場。このいびつに繋がった世界観での物語がとりあえず一区切りは付きそうな感じですね。

今回はダラーズが無色透明から多色的なチームへと変化し、帝人とセルティの存在の主張の話でした。なつかしのバカップルも登場して、なんか「つながり」ってすげえな、と感じました。ま、アイデンティティっていうのは他人の視点ありきの自己主張なので、この二つは結構深い関係にあると思います。

それにしてもみゆきちはすごいわ。

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