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2010冬期
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ダンス イン ザ ヴァンパイアバンド 第10話 「ワルプルギスの夜」

「生きる時間が違う」という問題。でもやっぱりその根底にあるのは種族の違いなのかな。蝶と花、人狼とヴァンパイア。

「どうして姫様に一途なの?」「約束したからな」というもはや恒例となった問答に対して、「それだけ?」と問われると「いやそれだけではない」と答えられるようになったというのは、アキラとしては大きな前進。自分は姫さんが好きだからずっと一緒にいて守るんだっていう気持ちですよね。

ただ、その「ずっと」っていう期間が、人狼とヴァンパイアとでは大きく異なっています。クレオメの花びらに恋をした蝶が死ぬまでその周りを飛び続けたというのは悲劇ですが、実は蝶よりもクレオメのほうが悲しいのかもしれません。だって、蝶はアピールし続けて、それでそのまま死ねるんだから。もちろんそれが幸せなことだとは言いませんけど、でも力尽きて落ちていく蝶を見ていることしかできないクレオメのほうが、きっと辛い。

ミナ姫がクレオメです。ヴァンパイアとして長い時間を生き、ヴァンパイアの血により自由を奪われた存在。蝶に恋をしても自分から動くことはできないんですね。

前半に描かれたミナ姫とアキラのわだかまりとその解消というのは、彼女たちの内部の問題でした。つまり、アキラがヴァンパイアに仕えていたという過去を取り戻し、ミナ姫と新たな約束でもって結ばれるという物語。

そこでアキラが人の社会ではなくヴァンパイアの社会を選んだことで、人間とヴァンパイアの境界を乗り越えたような気になっていたんですが(僕がそう感じていた)、実は種としての境界は何も乗り越えられていないということ。そりゃそうですよ、昔交わした約束に上書きする形で、新たに姫と騎士の約束を交わしただけなんだから。

だからアキラは蝶で、ミナ姫はクレオメ。蝶が相手のことを花だと知ったところでどうしようもない。そういう状況。

ただ、ミナ姫は全部を知った上でアキラをふたたび従者に迎え入れたわけですよね。一体どんな気持ちだったんだろう。アキラがいなくなった世界で、血族の誰かを夫に迎えて生きていかなければならない。そういうことを承知の上で、今はアキラと一緒にいたいと。

以前、学園の創設理由について「永遠の旅の合間に羽を休められる枝がほしかった」と言っていたけど、同じようなものなのかもしれないですね。つまり、ミナ姫の永遠に近い時間続く生のなかに、ほんの一瞬でも心の安まる時間がほしかったということ。

アキラとの時間が、その後に続く永遠の時間を生き抜くための力になる。長い時間を生きなければならないからこそ、今アキラとすごせる時間を大切にしたい。そういうことかな。

生きる時間が違うからこそ、アキラの「ずっと一緒にいる」という約束が愛おしかったのかもしれないです。

時間の違いという形で表面化した、アキラとミナ姫の種としての差、身分としての差。打ち倒すべき敵というのがいないだけに、これは厳しい試練となりそうです。

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◎ダンスインザヴァンパイアバンド第10話「... from ぺろぺろキャンディー 2010-06-13

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