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2010春期
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閃光のナイトレイド 第6話 「乱階の夜」

今度は日本という「大局」にして「小局」の行く末のはなし。

「日本を中心に」アジアをまとめ欧米列強に対抗する、なんて考え方は古い。それは形を変えた維新に過ぎず、つまり(多少おおげさに言うと)江戸幕末の遺産であると、葵は言いました。

その意味で、雪菜兄の高千穂勲と考え方は似てる? 彼が何をしたいのか、大まかな方向は分かったけれど、その細部や手段については謎が残りましたね。

分かったのは、彼に日本という国家を敵に回してでも日本に最良の選択肢を与えたいという覚悟があることだけ。その信念、大義は前回の西尾同様、誰か(今回は雪菜)を置いてきぼりにするわけだけど、彼は西尾とは明らかに違う部分を持っています。

それは「大局」を見つめながらも、「個」を意識しているという点です。日本のことを「大局」であると同時に「小局」でもあると認識できるのが、彼の特徴。

あくまで「日本に最良の選択肢を」という大局的目標に向かって動きながら、そのためには日本を中心に考えていてはいけないと、もっと大局的にものを見て、日本を小局としなければいけないと理解しているということ。

それは雪菜を置いてけぼりにしながらも、「どうするかは自分で選んでくれ」と妹を振り返ることを忘れないのに似ていると思います。

日清・日露戦争を経て、もはや強国に連なっているという自信が生まれた日本は、アジアのリーダーを自負し、それを実際に行動に示し始めている、そういう時期らしいです。日本が西洋の列強に変わる新たな支配者としてアジアに君臨する一歩手前。高千穂勲はその空気を感じ取っているのでしょうか。

リーダーになっても支配者になってはいけない。幕末以降、他の強国から支配されそうになるのを何とか逃れて力をつけた日本は、列強に対抗する国家群のシンボルになるべきであっても、日本が支配者側にまわるべきではないと。ここからの選択を誤ると、支配者日本とそれに抵抗する国との間に無益な戦争が起こると。

それからの怒濤の戦争の時代を経て、現代を生きる者としては、彼の考えはとても偉大に見えます。彼のような「大」を描きながら「小」をわきまえる力が、日本を正しくリードしたならば……、という考えずにはいられませんね。

相手が自分と同じ人であるという「個」を認識したからこそ、高千穂は雪菜や葵に自由選択の権利を与えた。相手が自分たちと同じ国家であるということをちゃんと考えて、日本が支配者になることを良しとしなかった。

ものの大きさが違うだけで関係性は同じ。要するに、世界の動きっていう大きなものを正しくコントロールするには、ちゃんと小さい部分から物事を見つめていかなければならないということ。


さて、今週の雪菜。サスペンダーズボンスタイルで、後ろ髪を軽く結った「幼さ」がたまらなかったです。あの服装って、やっぱり高千穂や日傘の女性と対比して、まだまだ幼いことを表現したかったんですかね。

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