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2010春期
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デュラララ!! 第22話 「解散宣言」

集団の力はすごい。ダラーズの結束力、行動力はリーダーである帝人の想像を超えて機能し、あるいは黄巾賊の暴力は正臣の意志とは関係なく機能する。

杏里を救ったという実績を受けて、なぜ帝人はダラーズを解散するに至ったのか。そのことを考えるために、まずは「集団への帰属」「逃げる」にキーワードを絞ります。

池袋の街を分割するダラーズと黄巾賊という二大勢力。その両方にまたがって存在する罪歌という異質な集団。あるいは来良高校というのも集団だし、大人に対して子供というのも一つの集団です。

カラーギャングの例が分かりやすいけど、「集団への帰属」というのは、自分の体をその集団の色で塗るようなもの。

で、実はその行為こそが「逃げる」ということ。

帝人は正臣のことも杏里のことも、知らなきゃいけないことを知らずにいた。知りたくないこと、目にしたくないものからは積極的に逃れ、ダラーズの世界で自分の体を無色透明に塗りたくった。

ダラーズはすごい。それは杏里の救出劇を見れば分かることで、ほんとうに無限の可能性を感じさせるような集団です。でも、だからこそ帝人はダラーズを解散しなきゃいけなかった。

それはダラーズが帝人にとって恰好の逃げ場になっていたから。帝人は「つながり」を求めながら、実はそのラインに甘えているばかりだったから。

ほんとうに大事なのは「つながり」や「集団」そのものではなく、その実体。ダラーズがどれだけ素晴らしい集団だったとしても、そこが帝人にとって逃げ場所であったのなら、それは帝人にとっては偽物です。

逃げ出さずにちゃんと向き合って、自分の力で関係を築き上げたとしたら、そこが帝人の居場所になるでしょう。

ダラーズ解散に対して、メンバーの一人が「リーダー逃げんな」と言っていたけどそれは逆で、帝人はもう逃げられないように、自分で自分の逃げ場を封じたということです。

これが帝人がダラーズを解散した理由だと思うんですが、実は正臣だって結構似てる。

正臣は過去から逃げたくて、黄巾賊を抜けた。帝人を東京に呼んで、普通の高校生という自分の居場所を作った。でも、それはすぐに立ち行かなくなる。だって、正臣は別の何かから逃れたくて帝人や杏里との日常を作り上げたわけじゃないですか。要するに、これも偽物。

こんな書き方をすると、まるで正臣の帝人や杏里に対する想いが偽物みたいですね。言いたいことはそうじゃなくて、向き合うべき世界から逃れてやって来た新しい世界は、その世界そのものがすでに偽物だということ。

帝人にとってのダラーズと同じ。何かから逃れるための場所は、その場自体がすでに偽物だということ。だから、そこでどれだけ本気で誰かを想ったところで、それはやっぱり偽物ですよ。

初期にやたらと感想のキーワードにしていた「歪み」という言葉を、この終盤へきて復活させてもいいかもしれない。何かから逃げてユートピアを描いたところで、それはただの夢。現実にはならない。なぜなら歪んでいるから。

歪みを正す方法は何? それは、あの歪んだ大恋愛の真っ最中である矢霧誠二が教えてくれたじゃないですか。

それは逃げないこと。一瞬でも目を背けないこと。

杏里にはその覚悟がある。帝人も覚悟をしたからダラーズを解散したはず。正臣はとうとう帝人に直接電話をするようになった。三人の意識はどう絡み合うのか。それぞれの集団との関係はどうなっていくのか。結局、少年少女たちは逃げ出さずにいられるのか。

そういうところでラストスパートですね。

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デュラララ!! #22『解散宣言』 from 本隆侍照久の館 2010-06-26

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