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2010春期
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閃光のナイトレイド 第10話 「東は東」

葵、葛のことを現在と当時のイデオロギーの象徴と考えたり、雪菜の行動を「大局」に対する「個」の模範と受け取ったり、なんだか自分は桜井機関に重いものを重ねていたようにもいます。実は彼らはただの人。戦争とかスパイの任務とか超能力とか関係なく、ただの人のはずです。

それを気付かされたのはAパート。

たった一人の女性のことで悩んで立ち止まってしまったり、あるいは兄に託されたメッセージの重さに耐えかねてしまったりして、でも丘の上に立って夜景をきれいだと感じ、星を見上げて心を落ち着ける。

そんな様子を見ていると、やっぱり自分は彼ら四人に過剰の概念を投影していたことを実感しました。イデオロギーとか、模範とか、ただの人間である四人には重すぎるものでしょう。

でも僕がそれに気付いたところで物語は変わらない。彼らは変わらず「特殊な任務」をこなす桜井機関のメンバーであり、預言者の元恋人であり、高千穂勲の妹であり続けます。さらに、葛には彼を縛る「軍人」という概念だけでなく、それ以上のものが新たに付加されようとしているようです。

彼らはただの人間なのに、ただの人間以上のものを期待され強要される。それを時代性とかそんな言葉で片付けたくはないですね。

あとは関連するところで、気になった言葉をひとつ拾い上げます。

「迷惑をかけた」という葵に「謝って済む問題なら振り回された者が哀れに見える」と葛。その直後「まあいい」と自分で流していますが、これは葛の本心でしょう。

葛の人生って振り回され続けた人生です。自分のやりたいことなんてほとんどできず、父のように「軍人」になろうとしてもテレポートの能力のためスパイとしての仕事を与えられたり。で、次に彼を振り回すのが高千穂勲。

彼の人生を振り回した多くの要因は、確かに謝って済まされる程度のものではないですよね。「謝るくらいならどうしてそれを実行した」という気持ちは、葛の心から必然的に漏れたものだと思います。

でも、今回葛を振り回した葵は、預言者という慣例・制度に振り回されたわけだし、次に葛を振り回す要因となりそうな高千穂勲だって戦争という時代に振り回されている一人なんですよね。

みんな何かに振り回されている。それを「時代のうねり」とかいう言葉でどうしようもない絶対的なものとして表現することは簡単だけど、それだと少し物足りない。

じゃあ、人間の一生をここまで左右する「時代のうねり」とやらの本質はどこにあるのか。残り話数は少なくなってきているけど、そういうところは見極めていきたいですね。

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◎閃光のナイトレイド第10話「東は東」 from ぺろぺろキャンディー 2010-10-04

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