アニメの目

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劇場版 天元突破グレンラガン 螺巌篇

昨日の晩に紅蓮篇のDVDを観て、テンションをマックスにして映画館に行ってきました。

熱い! 熱い! 熱い! 観終わってから気付いたんですけど知らぬうちに汗ばんでいました。体も火照っていたし、冗談じゃなく熱さが伝染しました。

紅蓮篇もそうだったけど、螺巌篇もTVの総集編と言って片付けてしまうことのできる内容。その辺はたしかに批判を浴びる要素かもしれないけど、あの重厚な物語を4時間に納めただけでも充分に素晴らしい仕事。螺巌篇のDVDが出ると、どんな状態でも観れば元気と勇気の沸いてくる特効薬の出来上がりです。

TVでやってた頃はアニメの見方も今とは全然違っていたし、グレンラガンを見て単純にキャラの熱さと物語の熱さに惚れ込んだのですが、言うなれば2回目の視聴となったこの機会でもう少し深い部分が見えてきたように思っています。

ロボアニメがエヴァ以前・エヴァ以降で区切られてしまうように、GAINAXがロボットアニメ界(もっと言うならアニメ界全体)に与えた影響はとんでもなく大きいものだと言われるし、実際にそうだと感じます。

個人的に『グレンラガン』の位置付けは与えてしまった影響に対するGAINAXなりのけじめみたいなもので、強いて言うならアンチエヴァだと思っています。

理屈を蹴っ飛ばすあの熱さこそがアンチエヴァの象徴だし、たぶん『グレンラガン』で一番インパクトの強い部分なのですが、単純な熱血でないからこそのヒットですよね。

何でもかんでも好き放題やっているように見えて、その実かなり計算して構成してるのが分かるし、猪突猛進なれというだけではないメッセージの深さを損なわないような配慮も感じられて、あぁこれが『グレンラガン』だよなって思いました。

例えば劇場版2部構成の分け目について。紅蓮篇を「対ロージェノム」、螺巌篇を「対アンチスパイラル」にした方がすっきりするような気がしません?

実際に王都テッペリンの攻略がものの数分で終わってしまうんですよ。螺巌篇は出だしから派手に戦っていて気付いたらシモンとロージェノムが殴り合ってて、それでやっつけちゃって…… みたいな感じでした。

普通に考えたら四天王を返り討ちにしてから王都に乗り込んで勝利を掴むまでを紅蓮篇にして、その後の平和と繁栄、アンチスパイラルの襲来と最終決戦を螺巌篇にするでしょ。

「どうせ螺旋王をこんなに簡単にやってしまうのなら紅蓮篇の尺を20分ほど伸ばして入れちゃうべきだったんじゃないの?」って疑問をずっと感じてたんですけど、最後の最後にその疑問は解消されました。

シモンがボロボロになりながらアンチスパイラル本体まで辿り着き、激しく殴り合ってるのを見て「あぁ、螺旋王との戦いと一緒だ」って感じたんです。つまりはドリル。大グレン団の戦いが一周して上に進んだことを強調したかったんだなってことです。

他にもロージェノムとリーロンにしか理解できない様々な理屈についても(ストーリにー関係なかったとしても)もっと検証すべき余地はあるように思うし、そういう理屈を一旦ストーリーに加え入れることで逆に理屈なんざ問題じゃねーんだよ! ってことも際立ってくるわけです。

気合で何とかなる。信じれば叶う。そういう無茶苦茶なストーリーだからこそ、その設計は細かい注意を要する部分もあるだろうし、ついつい勢いだけで作ってしまいそうな部分でも冷静に検証できているのが『グレンラガン』の魅力の裏側だろうって感じました。

キャラクターの強烈な個性についても触れておくべきかな。そもそもでかい顔に手足の生えたロボット(その名もガンメン!)自体がアニメとしての個の強さを象徴しているわけですが、いらないキャラがいないのは本当に素晴らしい。

それぞれにストーリー的・メタ的両面の役割が与えられているから必然的にそのキャラの見せ場だって生きてくる。個人的にはヴィラルの多元宇宙迷宮は妙に泣けますね。彼も人並みの幸せを望んでたんだなって、さ。

アンチエヴァの熱血ロボアニメとしては絶対にはずせない要素である変形合体をより引き立たせる意味でもキャラクターの個性は光っていましたし。

終盤にそれぞれが独立して訳分からん名前の巨大ロボを操ってアンチスパイラルに挑戦した後、シモンの呼びかけで合体し直して、でも結局敵の攻撃を潜り抜ける中でそれぞれがバラバラになっていった、あのシーンだって個あっての集合体であり集合したからこそ生きる個の力の表現ですよね。

まぁ何かと理屈っぽい感想を並べ立てて『グレンラガン』の魅力とやらを語ってきましたが、さっきも書いたようにこれは魅力の裏側。真の魅力があの熱血っぷりなのは間違いないです。

紅蓮篇、螺巌篇ともに終盤には派手の一言では済ませられないほど派手なバトルが繰り広げられ、大いに盛り上がるわけですがあの熱さは他じゃ表現できないでしょう。

アニメのベクトル自体は『鉄のラインバレル』と近いものがあるんじゃないかと思ったのですが、それでもやっぱり『グレンラガン』の方が断然熱い。

乗りに乗った大グレン団の暴走はもはや自然と笑みがこぼれるレベルで、カミナ直伝の謳い口上と何度でも言う「俺たちを、誰だと思っていやがるッ!!」って名台詞はもはや鼓動を激しくさせるほど。

本当に元気が出る。なんか自分や自分の仲間を無条件に信じられるって素敵ですよね。

これほどまでに視聴者を熱くさせるアニメはここ数年なかったし、その熱さを支える冷静さを取ってみても『グレンラガン』が他に類を見ない名作なのは間違いないです。

さぁブログの1エントリとしてはそろそろキャパオーバーな量に到達しつつあるわけだし感想はこの辺で。でも今なら『グレンラガン』を肴に一晩飲み明かせるし、『グレンラガン』のアニメ界的な位置付けについて20枚程度ならレポートだって書く自信があります。それくらいテンションがハイになっちゃってます。

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