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2010春期
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閃光のナイトレイド 第11話 「闇の探索」

個人個人はただの人。でも、個人の集合体である集団や、その集合体である社会から「役割」が与えられると、人はただの人であるだけではいられなくなる。

ずっと「個と大局」あるいは「個人と社会」、「個性と集団」みたいな対比を読みながら観てきたこの『ナイトレイド』ですが、とりあえずひとつの結論を書きました。

要するに「個」と「大局」を結ぶのは「役割」であるということです。役割というのは大きいものから小さいものまであるけど、例えば高千穂勲の「役割」はほとんど「使命」や「天命」という言葉を使ってもいいくらい。最近出番がなくなって悲しい風蘭にだって、ささやかながら立派な「役割」は存在する。

「役割」という言葉を強く感じさせた要素はふたつあります。

ひとつは預言者としての「役割」を選択した静音のこと。もうひとつは高千穂についていくことを決めた葛と、高千穂の部下である久世との会話。

「あの人にはまだ、そうやって目を輝かせる人間が必要なのだな」と久世は言いました。高千穂には、高千穂の話に情熱をもって反応できる葛のような人間が必要なのだと。

どうも久世は自分と似たテレポートの能力を買わたのだと思っていたみたいだけど、そうじゃなかったわけですね。おそらく久世は高千穂に戦闘能力を期待されて、戦うことが「役割」である兵隊として高千穂の側近にいるのだと思います。

葛は同じような能力を持ちながら、期待されているのは平和への情熱であるとか、そういう意志の部分。それが高千穂勲集団における葛の現在の「役割」。

というところで、静音や葛といった高千穂側の人間における「役割」に目がとまったわけですが、じゃあ桜井機関側はどうなんだろう?

社会情勢と密に関わる工作員集団である桜井機関のメンバーは、さぞかし大きな「役割」を担っているのだろうとも思うんだけど、少し考えるとどうもそういうわけでもなさそうです。

というのも、「桜井信一郎のため」でしかないように思うわけです。(棗には雪菜を守るという棗にしかない「役割」があるのだけど)

上でも書いたけど、「個」と「社会」を繋ぐ線が「役割」。だとすれば、こんなふうに上から下へ与えられるだけの「役割」に従事している桜井機関は、時代というものに大きく揺さぶられて当然です。

葵はそれに気付いたのか、桜井には秘密にして葛を救い出す行動に出ました。それが「天命」であるかどうかは分からないけど、とにかく自分で自分の「役割」を作ってしまえたということ。

時代が、文化が、イデオロギーが混ざり合って大きく変わろうとしている中、やっぱり現在よりも自分の役割というのは強く意識せざるを得なかったと思うんです。

自分に何ができるのか、自分は何をするべきなのか。葵も葛も雪菜も迷いというのはずっと描かれてきたけど、そのどれもがここへ帰着されるような類の悩みだったようにも思います。ついでに言うとその悩みというのは未だに解消されきっていないんですよね。残り2話で『ナイトレイド』的な結論が得られれば嬉しいです。

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