アニメの目

  • -- - -- --
カテゴリ:
スポンサー広告
コメント:
-
トラックバック:
-

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
カテゴリ:
2010春期
コメント:
0
トラックバック:
4

Angel Beats! 第12話 「Knockin' on heaven's door」

言葉に重みがある。1クールでここまで言葉に重みを乗せられるアニメもそうないでしょう。

音無たちが部屋を出たところで待ち構えていたひさ子の言葉が、すごい曖昧ではあったけど、だからこそ飾りっ気がなくて大好きなんですが、ここではとりあえずスルー。

とにかくゆりっぺについて書きます。

これまで観てきて、ずっと「あと一歩のところで感情を掴みきれてない感」っていうのがあったんですよ。岩沢が消えたあたりから、野球大会、2度目のギルド降下、音無と通じてからの奏をどう考えているのか、などなど。僕の考える「ゆりっぺ像」とは常に少しだけずれた行動をしていたから。

でも、それもそのはず。ゆりっぺはずっと本当の気持ちを抑えつけてきたんですね。

この世界で自分を慕ってくれる戦線メンバーを、本当は妹や弟と同じくらい大切に想っていたのに、そうではないと考えることにしていた。もちろん大切な仲間ではあるんだけど、優先順位は決して高くないと自分の気持ちを抑えつけていた。

ほんとうは岩沢が消えたのだって、たぶん悲しかったはず。平気に振る舞ってはいたけどね。

だって最初のギルド降下のときに、ゆりっぺは「死」を悲しんでたもの。すぐに蘇ると分かっていても悲しむ(ここでも平気に振る舞う)のだから、本当に消えてしまうことを悲しまないはずがない。

そう、ゆりっぺはずっと本心を隠して「神への復讐者」を振る舞っていたと言ってもいいんじゃないかな。「私だけの人生」は、誰かに託すことも、押しつけることも、美化することもできない。つまり人は人生をただ受け入れるしかない。でも、受け入れたくない。妹たちを奪っていった人生なんか受け入れられるわけがない。だから私は戦い続ける。

ゆりっぺは妹たちを守れなかったという絶望から目を背けることをせずに、自分にそうやって言い聞かせ続けたんでしょう。その信念を貫こうとして、戦線メンバーのことを妹たちと同じくらい大切に想っているということに気付かないふりをしてきた。

だって、自分が失った大切な大切な妹たちと同じだけ大切な仲間が得られて、その仲間を守り抜くことができたら自分の人生を受け入れてしまいかねないから。「妹たちのためにも絶対に受け入れない」という意志はここで崩壊してしまうわけです。だからゆりっぺはその感情に気付かないようにしてきた。

だから僕はゆりっぺを見誤ってとうとう12話まで来てしまったということですかね。

とにかくゆりっぺは絶望と真っ直ぐに向き合い、自分の人生を諦めることも、誰かに押しつけることも、笑い飛ばして終わらせることも、無理矢理美化して納得したつもりになることもせず、自分の力で決着をつけた。

戦いの相手は神なんかじゃなく、実は自分自身。自分自身が相手だからこそ安易に決着はつけられず、長い間頑張ってきたわけです。でもようやく戦いは終わりましたね。

最終話が残ってはいるけど、ゆりっぺが来世で「当たり前+α」の青春と幸せを得られることを祈ります。

コメント


コメントを管理人にだけ表示させる

トラックバック

Angel Beats! EPISODE.12 前半 from 本隆侍照久の館 2010-07-18

“Angel Beats! EPISODE.12『Knockin' on heaven's door』前半”

Angel Beats! EPISODE.12 後半-1 from 本隆侍照久の館 2010-07-18

“Angel Beats! EPISODE.12『Knockin' on heaven's door』後半-1”

Angel Beats! EPISODE.12 後半-2 from 本隆侍照久の館 2010-07-18

“Angel Beats! EPISODE.12『Knockin' on heaven's door』後半-2”

◎AngelBeats!第12話「Knockin'onheaven'sdoor」 from ぺろぺろキャンディー 2010-09-27

天使さまは、影と戦ってた。シンジは、僕たちも始めましょうという。オトナシは戦線メンバー全員と会おうとする。名前もわからないバンドメンバーの3人は、みんな納得してたようだ...

このエントリにトラックバック
お知らせ
最新のエントリ
カテゴリ

アニ☆ブロ

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。