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2010秋期
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伝説の勇者の伝説 第14話 「誰もなにも失わない世界」

そういえばライナとフェリスはシオンが本格的に政治の舵取りを始める以前にローランドを去っているから、シオンが闇を抱えて悩んでいるということを知らないんですね。

北からの侵略者は現実的な平和実現のため最小の犠牲で世界を統治することを考えている。南の故郷では現実的な問題として王の抱える闇の部分を代行するフロワードが暗躍している。いずれも同じように、人を殺してその上に望む世界を築こうとしているのです。

ライナたちはシオンにとっては光です。誰も犠牲にせずに平和な世界を作る方法を模索する任務を与えた大切な友人です。ライナはいまだに光であり続けています。でも、今まさに北と南から闇が迫っている。シオンはどんどん闇に飲み込まれていて、争いは避けられないだろうと理解しているはずなのに悩み続ける。「灯りを」というところで思考が停滞してしまっています。

逆にライナにとってもシオンは光であるようです。「やつの作る世界なら生きてもいい」と思えるんですね。ローランドではすでにシオンが現実的に戦争は避けられないというところまで追い込まれているのに、ライナはそれを知らないから。知っていたら今すぐにでも帰って、シオンの頬でもぶん殴っていることでしょうけど。

光の最終防衛ラインとでも言うべきライナは、面白いことにアルファ・スティグマという闇を抱えています。

すごい印象的だったのが、スイが「人を殺すとき我々だって痛みを背負っている」と主張したときに「背負えないんだよ」としたライナの言葉。人を殺す痛みなんて背負えるものじゃないということをライナはよく知っている。それは幼い頃からアルファ・スティグマとして生きてきたから。

ライナは毎日悩んで、気が狂いそうになって、そういうふうに生きてきたけど、未だに自分が人を殺したという痛みは背負いきれていません。無気力な性格はやっぱりその痛みから逃げているからだと思います。逃げずにはいられないほど、誰かを犠牲にした痛みというのは大きいものです。

だからライナは闇を真っ向から否定する。スイはライナをきれい事であると言ったけど、逆にライナはスイの言う「痛みを背負う」というのがごまかしであることを知っているんです。

それに今回は光が闇に勝ったしさ。ライナとフェリスが育てた男の子が、女の子を助け出すことに成功したなんて、こんなに明るいエピソードはこれまでなかったですよ。

今までまるで「光=夢、闇=現実」みたいな構図だったのが、ライナとフェリスとアルアの頑張りによって光を現実にしちゃったわけじゃないですか。これはやっぱり大勝利と言っていいと思います。理想というのは実現しうる存在であるという確かな手応えです。

でも、現状が厳しいのは変わりません。きっと争いは避けられない。全てを救うためには勇者以上の存在にならないといけないので、そう簡単にできるわけがないです。それにしたってライナとシオンはいつまで別行動なんだろう……。

しかしサブタイ「誰もなにも失わない世界」ってすごくストレートでいいな。これ、新しい標語にしよう。

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