アニメの目

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2009春期
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東のエデン 第4話 「リアルな現実 虚構の現実」

セレソン、ノブレス携帯。滝沢を取り巻くゲームのルールが明らかになるとともに、「救世主」であったナンバー5の死。確実に動いている感じですね。

今月のデジタルテレビガイドに半ページほどの神山監督のインタビューが載ってたので、まずはそのへんから入っていきます。

11人のセレソンと、その中に紛れたサポーター。
セレソンってと、ポルトガル語かな。ほとんどサッカー用語で特にブラジル代表を指すことが多いです。やっぱりサッカー用語としての「セレソン」で考えて良いみたい。

日韓ワールドカップ以降の日本代表を見てて感じるところがあったらしく、代表選手の肩にのしかかる国民の期待と、それに対する選手のプレーみたいな所を強調してました。どうして期待にこたえられないのか。どうすれば期待にこたえられるのか。ってこと?

セレソンの意味はサッカー流に「代表」くらいで良いということは分かりました。
じゃあノブレス・オブリージュって?

こっちは全く知らない言葉。てなわけで軽く調べてみるとWikipediaに項目があるじゃないですか。
ふむふむ。フランス語。noblesse obligeと綴る。「貴族の義務」か。

一般的に財産、権力、社会的地位の保持には責任が伴うことをさす。すべて多く与えられた者は、多く求められ、多く任された者は、更に多く要求されるはまんまセレソンのことですね。

一番下の関連項目の欄にちゃっかり「東のエデン」と入っていることにちょっと笑ってしまいましたが、とりあえず意味は分かった。

お、変なことに気付いた。言語がメチャクチャだ。
セレソン=ポルトガル語、ノブレス・オブリージュ=フランス語。んで、ミスター・アウトサイドはもろ英語。

偶然なのか意図的なのか。意図してるとしたら何だろう。国のイメージは関係なさそう。ここでも映画ネタなら諦めるしかない感じです。単純に広い視点でこの物語を見て欲しいっていうメッセージかな。

さて、そろそろアニメ感想っていう本題に入らないと。

森美咲という人物の立ち位置が面白い。ずっと好きだったダイスケ兄さん。アメリカで運命的な出会い(だと思っている)をした滝沢朗。それからメール大杉くんに囲まれてるわけですが、はっきり言うとこの子はセレソンのゲームには全然関係ない。そのうち関係するかもしれないけど、今のところはね。

さすがに主人公のひとりなわけで、存在感は見せているけど物語的には蚊帳の外ですから。どうも滝沢を見守るポジションのようですが、この子の感情についてはかなり細かく描かれています。

今回だとあそこ。家にたどり着いてボーっとしている森美の所へやってきたダイスケ兄さんがいろいろ喋るシーン。後ろに映画のポスターを映すだけで、森美の言ってた「ずっと大好きだった人」がこの人なんだって分からせる手も見事なことながら、そのあとパンの箱を玄関に置きっぱなしにするあたりはもはや感嘆の域に到達しています。

誰がどう考えても「通りかかったら玄関に寝転んでいた森美」に話しかけるために置いただけであって、そのまま放置する理由はないですよね。つまりシネコンに置いてきてしまった滝沢への想いの象徴ですか。まさしく置きっぱですもんね。

電話大杉くんからの電話のシーンでも、視点を上手く操ることで制服っぽい服(大学なのに制服なのかな? 私大ならなくもないか)と就活に使っていたであろうスーツを映したり。やっぱり学生を卒業して社会に出なきゃいけない普通の女の子なんだなって感じました。

あとは大杉からの電話を切ったあと、右側へ家の電話を放り投げて自分は左へ倒れて滝沢へのメールを。あの辺も森美の心境を物語ってるなってシーンでした。

いつぞやの感想で「携帯=プライバシーの象徴」ってことを書いたと思うんですけど、もはやアイデンティティになっています。むしろ持ち主そのものか。

家の電話で大杉と繋がって、自分の携帯で滝沢と繋がる。電話を2つ使っていることが森美そのものを表しているようです。

そうやって考えるとナンバー5の火浦さんも病院の電話を使って滝沢に電話してきましたっけ。セレソンであり、病院の院長であるという2つの面を持つ火浦先生なら当然そう描かれるか。はじめに電話してきたのは病院の電話で、次にアウトサイドの真似をしたときはノブレス携帯。ってな感じ。

ならノブレス携帯しか持っていない滝沢は本当にセレソンでしかないみたいですね。過去の記憶を消してまで何かを成したかった。生まれ変わった滝沢朗はセレソンであり他の何者でもないってことですか。

じゃあ何を成したいのか。そもそもセレソンに与えられた義務は「この国を正しき方向へ導く」ということ。なんて曖昧な言葉なんだ。理想郷を作って救世主になったナンバー5でも正しき方向へ導いたわけではないらしく、じゃあどうすりゃいーんだぁ!

ここでやっとはじめのインタビューに戻るわけなんですが、サッカー代表はどうすれば期待にこたえられるのか、ってことですよね。火浦先生のやったことは素晴らしいことだけど、たぶん根本的に違うんじゃないかな。

むしろ答えなんてものがあるのかさえ分からない。ノブレス・オブリージュの引用じゃないけど、期待っていうのは、期待にこたえればより期待されるものだしさ。
まぁアニメとしての答えは提示してくれるとは思いますが。

そんなこんなでジェントルマン火浦との別れ。エレベーターにはまた鏡が。
前回の近藤刑事の件でも頭を悩ませてくれやがった鏡です。

そのときは鏡は像が反転するってところに引っ掛けたわけですが、今回は絶対にそうじゃないですね。エレベーターのドアが閉まって火浦がいなくなる。すると鏡に映るのは滝沢だけ。良き先輩がいなくなった孤独感の強調かな。滝沢が後ずさって鏡のほうへもたれかかったのも気になるところ。

ほんとに細かい所まで作りこまれてる。OVAや劇場アニメではなく、毎週放送のテレビアニメでこのクオリティはなかなかあるものじゃない。どこを叩いても何らかの音が響く。こういうアニメは大好きです。

それはともかく、もうちょっと文章短くできんのかな……
ていうか30分観て感想書くのに90分ってどうよ?

こんなもんなのかなぁ。もっと早く簡潔に文を書けるようになりたいものです。

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