アニメの目

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2010秋期
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ヨスガノソラ 第2話 「アキラハズカシ」

前回の感想ではエロについてしか書かなかったので、今回は自重。もっぱら穹のことだけに絞ろうと思います。

やっとこさ制服も仕上がって登校開始。とは言っても穹は話の本筋からはかなり遠い位置にいます。

瑛に余っている蚊帳をもらったけど、まあベタな言い方をするなれば穹は蚊帳の外。「穹の席はどこかな」といった会話をしながら登校していたから、どこなのか注目していたのに、まさかの別クラスでしたね。悠と穹が二人とも教卓から見て右側最後列という座席で「あれ?」と思ったんですが、先生の声が違っていました。(この座席に関してはまた後ほど)

だから穹が関わったのは、プール掃除で暴れ回った瑛に水をぶっかけられたシーンだけ。悠のほうは瑛と一葉の間の秘密を耳にしてしまったりしているのに、穹は呆気にとられてボーッとするだけでした。

まさに蚊帳の外。いや、むしろ逆で悠という蚊帳の中で守られているという感じか。

学校に行かせたいと思っていながら、亮平が穹に絡もうとするとそれを「なんか嫌」と拒絶するような兄です。「悪い虫が付かないように」という意味では悠はまさに蚊帳。そしてその「なんか嫌」という悠の言葉を嬉しく感じる穹は、悠に守られているという状態に満足しているということ。

すごく象徴的なシーンがあったんだけど、それは悠が学校に行き、穹が家で留守番をするときのやりとり。「鍵閉めろよ」と言う悠に対して「嫌」と言う穹。そしてちょっと困りながらもすんなり外から鍵を掛ける悠。つまり、悠は穹を家から出したくないと思い(出したいと思っても出るような穹じゃないけど)外から鍵を閉める。逆に穹は、自分で閉める鍵では意味がなく、悠の手によって作り出された閉鎖空間でないと嫌だということです。

悠は穹が自分の蚊帳の中にいることに安心し、穹は悠の蚊帳の中にいることに安心する。でも物語は悠という蚊帳の外で起きているのです。登校してからより、Aパートのほうが一層露骨で、学校でいろんな人と関わり合う悠と、家で携帯をいじる以外にすることのない穹が対比されていました。

その意味で、この兄妹の世界は二人きりで閉じていたと言えるでしょう。でもそれが、そうとばかりは言えなくなってきた。瑛と一葉、それから明らかな爆弾女の奈緒といった「女性」が悠に関わろうとしています。蚊帳である悠は蚊に刺されるのです。

とは言え、悠は今のところは蚊帳を守っています。授業中に窓の外を眺める悠の顔は、1話の電車でガラスに映る穹を見つめていたときの視線と同じ。「斜め前」は一日中眺めていられる席だというのに、一葉には目もくれず、窓の外を見つめます。そのガラスに穹は映らないけれど、悠が見ているのは間違いなく穹の姿です。

ここでふたたび座席の話に戻るのですが、穹は別のクラスで全く同じ場所の席に座っています。これには演出的意図を感じます。つまり、悠と穹は同じということ。だからガラスを見ればそこにいつでも穹が映る。悠が見ていたのは穹のいる隣のクラスだったんじゃないかな。

悠と穹の距離感って、普通ではあり得ないくらいに近い。「自分と穹」が一般的な関係とすると、それを一歩進めて「自分たち」というのが親密な兄妹の関係だと思います。で、それをさらに発展させてた関係が悠と穹の距離感。僕のボキャブラリでは適当な日本語を当てられません。

でもだからこそ悠が動けば穹も動く。これから悠の蚊帳がどうなっていくのかは楽しみです。

ちなみに近いだけで悠はあんまり穹のことを分かっていない。その辺も何とかしてもらいたいものです。もはや兄とは見られていないんだよ? 閉じた世界の穹にとっては世界で唯一の「男性」です。

そして瑛と一葉については一切触れずに終わるという、こんなエントリ。うん、次回分で書きます。

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ヨスガノソラ 02話『アキラハズカシ』 from 本隆侍照久の館 2010-10-16

穹は下着姿になって悠に迫る。 夜這いかと思いきや……

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