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2010秋期
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おとめ妖怪 ざくろ 第2話 「あか、煌々と」

ひたすらに妖人の声が人間に届かなかった話。

人間は闇を恐れるし、だからこそ敬う。それなのに文明開化のもたらした街灯などの光は、人間にとっての闇を、畏怖の対象から単純に邪魔なものへと変えてしまうのです。

誰だったかが「住処となる闇を失った妖怪は消滅するかと思われたが、都市伝説などに形を変えて再生した。妖怪は自然の闇ではなく人間の心の闇に潜むのだ」みたいなことを言っていたけど、これは妖怪をフィクションの産物と捉えているからこその再生性です。

実際に闇を住処にしている妖人は、居場所を奪われるだけ。そしてその悲鳴は人間には届かないのです。だって、文明の光を手に入れた人間にとって、もはや闇や妖人は邪魔なだけの存在だから。

「でも総角のように妖人を理解しようとしている人間もいる」なんて甘っちょろいことは言わない。そんな状態で共存できるのはせいぜい妖人相にいるような、人間に近いところで生活できる妖人だけです。文明開化を嫌いながらも、バテレン文化の飲み物をおいしいと言って飲めるような妖人だけ。彼女たちは黙って建物の中で生活している分には、全く人間の「邪魔」になる存在ではないですから。

でもそうでない妖人もいる。闇がないと生きていけないという今回の妖人がその例ですね。総角の歩み寄ろうという姿勢は尊いもので、他の2ペアの信頼関係が成立しつつあるのもすごくいいこと。でも、実際彼らは闇がないと生きられない妖人を救うことは出来なかったじゃないですか。

総角は「殺しちゃいけない」「妖人を差別するのはよくない」と自分の考えや行いを律しているだけで、解決策なんてものはひとつも持ち合わせていないわけです。

それは今回の事態を収拾した花楯中尉も同じこと。とりあえず人間の不満を収めただけで、人間の意識はなにも変わっていないです。それにあの中尉は本当に信頼していいのかというところもあります。ざくろにはうわべの優しさ、格好良さにコロッとやられてしまった前例がありますからね。それにあの目はどうも味方の目じゃない気がするんです。

そう言えばざくろが見た夢のことだけど、あれって結構面白い。次回は過去の話が関わってくるようだから、もっと深くざくろの「心の闇」を描いてくれるかもしれないけど、とりあえず今回は夢だけをリソースに考えます。

妖人であるざくろにも恐ろしい闇は存在する。それが柿の木の夢が示すこと。さらに、柿の木を見て「最後の木守柿も落ちちゃったか……」と言うのだから、ざくろにとって柿の夢はただ単に怖いだけの闇ではなく、何かしら大切な要素をもつ闇なんだと思う。だから、ざくろはその闇を消すことが出来てもきっと消さない。人間と違うところはそこなのかな。

ついでに言うと、総角の現状を上では批判するようなことを書いてはいるけど、やっぱり彼の行いは殊勝で意義深いです。ただ、結果に繋がるような何かは見えていないというだけで。

っていうのも、彼だって恐ろしくて恐ろしくてたまらない妖人を、排除せずになんとか付き合っていこうとしているじゃないですか。その点ではざくろと同じなのかもしれないですね。

闇であってもそこに尊い何かがあるならば、恐れながらでも大切にする。それが今のところの精一杯なのかな。

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おとめ妖怪ざくろ 第2話 「あか、煌々と」 from ひそかにささやかにアニメを応援している日記 2010-10-17

今回は短い間でしたが3組それぞれが別行動を。 感想も簡単ですがそれぞれの組について書いてみる事に。

おとめ妖怪ざくろ 第02話 「あか、煌々と」 from バカとヲタクと妄想獣 2010-10-18

てな訳で日朝キッズタイムを見ながら更新してます。 ヨペチコです。 結局UPは夜中になりました・・・。

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