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2010秋期
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おとめ妖怪 ざくろ 第3話 「かこ、哀々と」

半妖というものの正体が明らかになったので、ここでざくろと総角の関係を見直してみます。

子を身ごもった人間が神隠しにあうと、腹の子供を半妖に変えて戻ってくるとのこと。つまり、れっきとした人間の子供のはずなんですね。でも、人間にとってそれは不吉で気味の悪いものなので、すぐに捨てられてしまうと。

半妖は須くそんな過去を持っているのか。今を明るく生きられているというのが信じられないほどです。彼女たちが笑っていられたのは、櫛松がいいお母さんでいてくれたからなのかな。

まあ身体的にはかなり人間に近いですもんね。でも、社会的には妖人の側にいる。ずっと妖人に囲まれて生活してますし。それはなぜかというと、人間に嫌われ、恐れられ、疎まれる存在であるという点で、半妖と妖人は等しいから。

生まれてすぐに捨てられた時点で、もう人間社会の中で生きていけないことははっきりしちゃってます。

身体的(生物的)にはかなり人間に近い位置にいるはずなのに、精神的(社会的)には人間から遠くに存在する。それが半妖っていうものなんだと思います。

で、ざくろと総角の関係について。この二人って、かなり精神面での繋がりが強い。女であるざくろのほうが強くて、男である総角がヘタレだから、男女の差を埋めて力関係のバランスがいいっていうのもあると思うんだけど、身体的な関係性(っていうとすごくエロく聞こえるけど、決してそれは意図していない)は薄く、総角がざくろに近付こうとする意志や、ざくろを思い遣る気持ちなんかが強調されています。

特に象徴的だったのが、布団を隔てた石のラインの上で、手が結ばれるか結ばれないかというところの、あのニヤニヤ展開です。結局、総角の手は境界線を越えてざくろの手を包むまでにはいかなかったのだけど、その代わりに総角は自分の気持ちを飛ばしました。で、その気持ちを受け取ったざくろはとっても嬉しそう。

それもそのはず。半妖が人間でないのは、人間が半妖を忌み嫌っているという精神的な断絶によるものだからです。総角の思い遣りがざくろを一気に人間の側に引き寄せる(精神的距離を縮める)。ざくろにとってそれは、経験したことがないほど嬉しいことであるはずです。

これまでは、妖人に偏見を持つ人間を悪として描いてきたのに対し、今回人を喰っていた妖人(妖怪?)は純粋な悪でした。人間と妖人と、どっちの側に属するかなんてのは、きっと大した問題でないのです。どっちにもいいやつ悪いやつが存在して、大切なのはどちら側かにとらわれずにいいやつを見極めること。見極められる精神を持つこと。そのいいやつを見極めるということが、結果的に人間と妖人の相互理解に繋がってくるはずです。

それにしたってざくろと総角のラブコメは見ていて非常に心地よいなあ。

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