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2010秋期
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おとめ妖怪 ざくろ 第4話 「きょり、怖々と」

利剱様、素晴らしい。

3話までかけてざくろと総角の関係(妖人と人間の関係の足がかり)を描いてきたわけだけど、ここで薄蛍と利剱へと移行。となると、やっぱりざくろ達と薄蛍達を比較して見たくなってしまうのは当然の流れですかね。

総角は自分の妖人嫌いを克服し、ざくろ達のことをよく理解するために積極的に関わろうとし、それを実践しています。人と妖人を断絶するものが身体的なものでなく精神的なもの(差別意識)であるということに気付いてか気付かずかは分からないけれど、総角は手を差し伸べるのではなく自分の気持ちをざくろに届けました。

これが3話までに描かれたことの概要。きっと大事だろうと思うのは、「総角は自分から積極的に妖人に近付こうとしている」ということと「身体的な繋がりより気持ちで繋がることを選んでいる」という二点。

じゃあ利剱はどうでしょう。

町に出て、人の視線に目を伏せて歩く薄蛍を守るために、利剱は薄蛍の前に立ち、まるで「自分の背中だけを見ていればいい」とでも言うかのよう。ガチで背中で語れる男です。

でも、背中で語れるとは言っても、やっぱり総角と比べるとかなり積極性には欠けるように思えます。でもそれが利剱。彼は薄蛍が気持ちの整理を付けて自分からやってくるのを待っている。

総角が「知りたい」「知らなきゃいけない」と自分から捕まえに行くのに対して、利剱は全てを受け入れる体勢です。何を受け入れるのかというと、きっと薄蛍が妖人であるということや、妖人が迫害されているということ。キャパシティが半端じゃない、優しい軍人さんです。

さて、薄蛍の能力は触れたものから流れ込んでくる感情を読み取ること(こちらも受けの能力)。とにかく他人の感情に敏感で、だから街中を歩くときにずっと目を伏せてなくちゃいけなかったわけですか。「人の心が怖い」はまさしく人と妖人の断絶の原因なんだけど、そういう想いがあるから利剱の受け入れ体勢が万全だったとしても薄蛍は簡単にそこに飛び込むことができない。

だって、利剱に触れてその気持ちを知って、もし他の人と同じように妖人を嫌っていたらと思うと、身動きもとれなくなります。その状態を打開するイベントが今回の刀の一件で、利剱は薄蛍の刀を受け止めるということをやってのけたわけで、それも非常に象徴的。

常に優しく待ち続けていた利剱と、そこに飛び込むに飛び込めなかった薄蛍。総角のような活発さはないけど、この二人の相互理解はなかなかに深いです。

ちなみにざくろ総角では「身体的な接触がない」ことをむしろ強調していたのに対して、薄蛍利剱では手と手の繋がりや、利剱の胸に飛び込む薄蛍の姿が印象的に描かれていました。でも結局描きたいことは同じで、「気持ちの繋がり」なんですよね。

薄蛍は相手の感情を知ることはできても、自分の気持ちを相手に伝えることはできない。でもさ、利剱は絶対に薄蛍の気持ちに気付いているじゃないですか。薄蛍が利剱の気持ちを知って安心できたように、利剱だってそんな薄蛍を見て安心できたはずです。

だから共に「精神的な関係性」を大事に描かれています。それでも全く違う表現でもって描かれるというのは面白い。薄蛍は、臆病さの反対に位置する「勇気」でもって利剱の手を握るのです。ざくろは二階から総角にタオルを投げて寄こすのです。

そういえば鬼っ子について書いていない。薄蛍を読む上であの子はすごく重要だと思うんだけどな。

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