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2010秋期
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伝説の勇者の伝説 第18話 「呪われた瞳」

いいねえ、いいねえ、段々と悲壮感溢れる痛々しい物語になってきたよ。

と、ライナの悲しみに反比例して、こういう話が好きな自分はどんどん嬉しくなってきます。面白い。大好きな展開です。とは言っても、あんまりルンルン気分で感想を書くのも場違いというか、失礼な気がするので、ちょっとテンションを抑えて粛々といきたいと思います。

「まるで望まれて生まれてきたみたいじゃないか」というライナ。確かに「我らの子がアルファ・スティグマたれ」と願う親はいないだろうから、その意味では望まれずに生まれてきた子供です。もちろん両親が自分のことを必死に愛してくれた(そもそも「必死に」愛するという行為自体がどこかおかしいのだけど)ことはライナもよく分かっています。

そうやって両親が自分のことを大切にしてくれていたことを知っているからこそ、この世界に自分の居場所はないと感じるのでしょうね。

ただ、とここで反論したくなる。確かに「望まれて生まれてきた」わけじゃないとしても、今現在は「望まれて生きている」ということをライナは知らない。

英雄王と慕われている反面、多くの心労を抱えていルシオンが、ライナの存在でどれだけ救われたか。普段は「だんご」と「変態大魔王」しか口にしないけれど、ライナと共に旅をすることでフェリスがどれだけ笑顔でいられたか。遠く異国でライナのためにアルファ・スティグマのことを調べているキファや、ライナの後を追いかけ回しているミルク隊長の気持ちを、ライナは忘れているんじゃないか。

第三者視点に立つ僕ら視聴者は、ライナがエスタブールにいることを知ったフェリスが顔を輝かせる様子を、その表情の変化を知っています。エスタブールの宿でフェリスが剣を振り回すときの、生き生きとした動きだけでなく、ライナが失踪して立ち尽くしていたフェリスを知っています。

でもライナが知っているのはライナの目の前にいるフェリスだけ。ライナがいなくなると、フェリスがどれだけ変わるのかをライナは知らないし、原理的にその目で見ることはできない。

だからライナは自分がどれだけ望まれているのかを知り得ない。彼の魔眼を宿した瞳に映るのは、いつも変わらぬ調子のシオンやフェリスの顔と、自分を見て恐怖する人々の顔だけなんです。

もちろん「自分が化け物である」という事実は重く、誰にも迷惑をかけないように一人で旅に出ることにしたんだけど、それにしたって、シオン、フェリス、キファ、ミルクの他ライナを理解するいくらかの人々に望まれて今のライナが生きているということを、ライナ自身が気付いていないように見えるのです。

討伐したがる人もいる。化け物だという人もいる。大多数の人がそう考えているからといって、自分が望まれない存在だと決めつけるのには早すぎる。

フェリスはエリス家の庭に立ち尽くすのでなく、どこにいるとも知れないライナを追って世界中を旅することにしたようですが、そういう「望まれているという事実」をライナに叩き付けてやって欲しいものですね。

ちなみにイーノ・ドウーエをもつティーアに関しては前回の感想で書いたとおり。今回は、シオンが「あの化け物を殺すんだ!」と言ってしまって、その後でひどく後悔していたのが印象的。「ライナは化け物じゃないけどティーアは化け物」なんて、やっぱり都合のいい言葉に聞こえてしまうものです。

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伝説の勇者の伝説 #018『呪われた瞳』前半 from 本隆侍照久の館 2010-11-07

ライナの瞳は、父と母の姿を映す。

伝説の勇者の伝説 #018『呪われた瞳』後半 from 本隆侍照久の館 2010-11-07

「やっと見つけた。ここで会えたね」

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