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2010秋期
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STAR DRIVER 輝きのタクト 第6話 「王の柱」

やはり「ロボット」要素による「学園」生活への侵食というのは確実に行われていて、今回は初めてサイバディによる戦闘がなく、生身の体を使っての戦闘のみでした。

※ごめんなさい。無茶苦茶長いです。

サイバディが現実の世界に出てこられなかったとしても、第一フェーズとやらで得られた能力によって学園生活は崩壊させられてしまいます。むむむ……。

前回のバカコメからすれば明らかなギアチェンジで、スガタもアプリボワゼしたことだし、そろそろ本筋に入っていくのかな、というところ。やはり気になってしまうのは、上でも少し書いたように「ロボット」要素と「学園」要素の関係性から見ていくという枠組みなのだけど、毎回毎回それについて書き続けるのも芸がない。それ以上に品がないので今回はちょっと違うことを書いてみようと思います。

と、書いたけど、やっぱり丁寧に積み重ねるのも大事だよね! とうことでブレブレな感想は、まずそのフレームワークから。(ここまでが前フリ)

やっぱりあの海人なそばかすっ子の第一フェーズで出てきたのが、分身や獣や妖精の類でなく、ロボ的なものだったというのには、「ロボット」要素であるという意図を強く感じます。見た目も動きも、ミニチュアのサイバディという感じで、やっぱり第一フェーズというものが、現実世界に侵食する綺羅星の先遣部隊のような役割であるらしい。

ベニオのキスとか、ミドリ先生の若返りとかも第一フェーズだったんだろうけど、本当に多彩ですね。でも、いずれも無用のものというか、「学園」生活における「青春」には全く必要ないものなんじゃないかと思えるのです。

前回のミドリ先生のはなんだか歪んだ青春活劇(?)で、あの能力はどう考えたって生き遅れた先生が無理しちゃっただけのなんちゃって青春だったのですが、問題はベニオのキス。「キスした相手を操る能力」とのことだったけど、果たしてそれは必要だったのか。

あのキスがもたらした最大の効果はゴウダ・テツヤのやる気を最大に引き出したところだったんだけど、それって別にベニオに能力がなくてもよかった。だってテツヤのやる気を引き出したのは第一フェーズではなく、純粋にベニオのキスだったんだから。あれは唯一「青春っぽい」と言っていいバトルだったと思うけど、それをもたらしたのはサイバディや第一フェーズではなく、ベニオのただのキスだったわけです。

気付いたらロボット×学園な枠組みの話からはかなり逸れているけど、まあいいや。軌道修正はしない。このまま突っ走ります。もともとそのつもりだったわけだし。

ちなみにそばかすっ子ことオンディーヌは第一フェーズのマーメイドール(ギャグなのかな?)でタクトを襲撃したけど、あれはどう考えたって「青春」の邪魔です。心に傷を負って閉じこもっている青年に歌の誕生日プレゼントを届けるなんて、そんな素晴らしく爽やかな「青春」をぶち壊してくれました。

でもね、マーメイドールによって青春をぶち壊されたのはなにもタクトたちだけではなくて、きっとオンディーヌだっていろいろ壊されているように感じます。いつも不機嫌そうで、いかにも「青春を謳歌」していない顔をしているけど、例えば彼女が島に生まれていなかったら、綺羅星の一員でなかったらと思うと、彼女の青春を阻害しているのもまた島のシステム、サイバディ、第一フェーズであるような気がしてくるわけです。

ぶち壊し、ぶち壊されな感じだけど、やっぱりここでベニオと同じようなことを考えたくなる。つまり、サイバディって必要なの? 「サイバディを現実世界に」を最終目標としているっぽい綺羅星の面々だけど、彼らだってワコやスガタと同じく、サイバディによって、島のシステムによって人生をねじ曲げられているうちの一人であるというのは間違いない。そうすればやっぱり、サイバディの存在意義を問いたくなる。

そして問うてみたんだけど、どう考えたってデータ不足ですわ、これは。ははは。

そういうオチも付いたところでワコとスガタの話へ。同じように運命にとらわれた二人だけど、ワコはスガタの存在を支えにして、あるいはタクトとの出会いを励みにして前向きに生きようとしています。

じゃあスガタは? となると、なんだかもう絶望的です。

スガタってヒーローになり損ねちゃったんですよね。戦う力はあるのに戦っちゃいけないことになっている。それじゃあワコは守れない。で、そこに颯爽と登場したタクトがビシバシ戦うのだから、きっと胸中穏やかではなかったはず。

ずっとポケットにナイフを忍ばせているというスガタは、使ってはいけないと分かっていながらも、ワコを守るためにサイバディとアプリボワゼし王の柱を使うつもりではあったのでしょう。でも、本当の目的は「ワコを守る」なのか「自分が眠る」なのか。おそらくはその両方です。自分を終わらせてもいいと思うくらいに悩み詰めていたんだと思います。それもこれもサイバディのせい。

なんだか悪いのは全部サイバディのせいで、全生徒の敵であるかのようなことを書いているような気がしてきました。でも、サイバディ=ロボットと、全生徒=学園であると考えると、やっぱりそれらは当然のことのように正反対なのかな。

ちなみに「サイバディの意味が分からない」「サイバディは全生徒の敵?」ということを書いていると、サイバディとタクトは似ているように思います。CMでは「どうしてこの島に来たの?」と何度も問われ、オンディーヌからは島の外者という理由で敵視される。究極的にはタクトの態度がスガタを苦しめる。

毎度毎度タウバーンはゼロ時間の壁を破って入ってくるのだけど、やっぱりタウバーンは「来るもの」なのです。そしてタクトも島に「来たもの」。

だいぶ前だけど、タクトに「どうしてこの島に来たの?」と聞いたワコの口が、今回はサイバディの存在意義を問う。

「青春の守り手」であることを疑いようもなかったタクトが、実は「青春を壊すもの」であるサイバディと多くの共通点を持っているというのには、正直驚きです。自分でもこの考えをどうするべきか分からないくらい。

サカナちゃんのサムの物語は、急に王様(王の印をもつスガタ)が自殺しようとし、その王様に死ぬ機会を与えたのは、よかれと思ってイカ大王に勝利したサム(ワコを守って戦い続けるタクト)という、まさしく意外な展開を見せていますが、『スタドラ』だって同じくらい予想外の展開です。さらに面白くなってきた。

この長い長い感想で書いてきたことをまとめます。

サイバディ(第一フェーズ)による青春の侵食が進んでいるのだけど、実はサイバディが阻害している青春はタクトたちのものだけではなく、綺羅星側の学生の青春だってかなりむしばまれているらしい。そう考えるとサイバディは全く必要ないもの(それどころか諸悪の根源)のようにも見えてくるのだけど、実は同じような考え方から、「どうしてタクトが存在しているのか」という疑問が湧いてくる。なぜなら、スガタに王の柱を使わせたことに関して、タクトは確実にその一端をになっていたのだから。

実はサムこそが島の秩序を乱す存在だったらしいという、なかなかショッキングな展開ですが、果たしてこの先どうなっていくのやら……。

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