アニメの目

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2010秋期
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STAR DRIVER 輝きのタクト 第7話 「遠い世界」

えーっと、ちょっとしばらくぶりです。前回のタクトは10日の夜に書いているのでおよそ2週間ぶり。にもかかわらず、完全に前回の感想の上に積む形で今回の感想を書こうと思っています。

とは言っても、前回分全部読んでもらうのはさすがに忍びないです。なにせA4ペーパーに丸々2枚分あることが判明してしまったので。

そんなわけで前回の感想、ダイジェスト版から。

相も変わらず「学園×ロボット」な2軸の要素の関係性からストーリーを切り取っていこうと取り組んでいて、学園生活における「青春」にとってサイバディは必要か? ということを書きました。ガラス越しのキスであるとか、ベニオの相手を操るという第一フェーズを取り上げて、サイバディ(=ロボット)が青春を阻害する要因なんじゃないかな、と。

それから、能力があるのに戦えないというスガタにとって、突然現れて「ワコを守る」宣言をするタクトの存在は実は苦痛なんじゃないだろうかということを書き、それならスガタを苦しめるものという意味では王のサイバディもタクトも同じなのでは、と展開。

ロボットから学園を守る青春の担い手として描かれてきたはずのタクトが、少なくとも今回に関しては(スガタに王の柱を使わせる要因となったというてんで)まっとうな学園生活を破壊する側にまわってしまったというショッキングな事実。島になぜサイバディが存在するのか、という問いと、タクトはなぜ島に来たのか、という問いはかなり近い意味合いを持っているらしい、という以上が前回感想のダイジェスト版でした。

さて、それで今回。(とは言っても、もう次が放送されているので、これを読んでくれる大抵の人にとっては「前回」になるのだろうけど)

まず、実は自分がこの島に来た意味というものを見失ってしまったタクトを部長さんが励ましてくれました。うん、いいことを言う。

スガタが思い詰めて、とうとう王の柱を使ってしまって、そのたったひとつの出来事で「タクト=邪魔者」という、それまで積み上げてきたものを180度ひっくり返すようなことになったのだけど、それならそれまで積み上げてきたものとやらを思い出させることでまた180度ひっくり返せるのです。

つまりは、これまで6話(なんと半クール)かけてやってきたことは、そんな一面的な安っぽいものではなかっただろうということ。ワコのために島のサイバディを全て壊すと誓ったことを忘れるんじゃないということです。

今回、特に強く感じて、それから今後も重要な要素であり続けるだろうものとして、「タクトはなぜ島に来たのか」というものがあります。メタな意味合いでも、ワコが思うことでもなく、タクトの自意識として。

部長に「きみは何がしたいか」と問われると、「ワコを守りたい」と答えるのです。ワコに会いにいって、「ワコが心配で」と言いかけて「ワコの顔が見たくて」と言い直すのです。限りなくエゴイスティック。

自分のタクトを見る目というのは、やっぱり舞台が島から全く出ないこともあって、「タクトは島にやってきたもの」だったんですよね。だから、タクトは島に、あるいはワコやスガタに何をもたらすのかということばかりに目がいっていたのだけど、実はそれだけじゃない。

もちろんワコには希望をもたらし、スガタには絶望をもたらしたわけだけれど、それだけじゃなくて、タクト自身が青春を謳歌しにきたと自分で言っていたわけですから。何かを届けにやってきたわけではなく、タクト自身が何かを経験するために来たのだと考えると、このエゴは当然のもの。

そして、「ワコの顔が見たくて」と言い直しているのだから、タクトはそれに気付いている。

スガタがアプリボワゼして、そのせいでワコが泣いた。そんな2人を見ながら、実は仲良し3人組ではなくて、2人と1人なんじゃないかと一歩引いてしまったタクトが、部長の言葉でエゴを肯定されて、それでワコのもとに駆けていったということ。そういう速いテンポの心境の切り替わりが、この2話に詰め込まれています。

この出したり引いたり感はすごい。爽やかに描いてはいるのだけど、結構重いものを扱っています。

島に颯爽と現れた綺羅星のごとき銀河美少年ともあれば、ついつい何をもたらしてくれるのかと期待してしまうのだけど、いやそうではない、と。彼自身もまた青春を謳歌するべき学生であって、もちろん弱さを抱えながら前進する一人の「少年」なわけです。

その意味では、銀河美少年はやっと島に迎え入れられようとしています。ただ「何かをもたらすもの」ではないのだと、理解されようとしています。

スガタが目を開いた瞬間にタウバーンの動きが変わったけれど、あれはまさしくタクトにとって「認められた」「受け入れられた」と思える瞬間だったからでしょう。

とは言ってもスガタの件が解決したわけでは、全然ない。だって、タクトという存在がスガタを苦しめ、王の柱を使うまでに至ったわけだから、そこから目覚めれば問題が解決しているなんて、そんなわけがないのです。ましてやタクトは自身のエゴに気付きながらもそれを貫こうとしているのだから、まだ一山越えねばならない状況です。

部長は3人が一緒にいることで何かが変わるのではないかと、そう考えているようだけど、それはやっぱりそう簡単なものではないわけですね。

それから、最近綺羅星連中が意外と大真面目にやってくれていて、今は3人の問題ばかりに注目してしまいそうだけど、この6, 7話の綺羅星はなかなかいい仕事をしています。思えば最初から電気棺に入るときは全員が大真面目で、体を拘束されるときには相応の痛みに耐えているのだから、きっと彼らにだって事情はあるのでしょう。

なんとなくその深みが見えてきたような気がするところで、そろそろ本格始動ですね。

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