アニメの目

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2010秋期
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伝説の勇者の伝説 第20話 「絶望に埋めつくされない心」

いくらなんでもフェリスがイケメンすぎる。惚れちゃいそうだ。

とは言っても、ライナにとってフェリスがどれだけ大切な存在であるか、ということはこれまでずっと書いてきたから、ここでは別の視点から見ることにしてみる。前回、最後の最後にルークが登場して、「この場にルークを居合わせるんだ」とメタな興味を持ったのでルークについて。

「王の命令でライナを処分しに来た」のに、フェリスと一緒にライナを「生かす」側にまわり、結局何がしたかったんだと思わないでもない、彼の一連の行動について考えてみることにします。

とりあえず、そもそもライナを殺してきた理由について。「王の命令」であるとか「国外逃亡した罪」だとか、そういう事象からライナを抹殺することにしたのではない。それにはライナもすぐに気付いたので、ルークもそういう建前はなしにして本音を話しました。

そういう建前なんていうのは、実のところルークにとっての最上位存在であるミルク隊長の笑顔の前にひれ伏していたのです。ライナを殺すとミルク隊長が悲しむから、これまではライナと平行線の関係であり続けた。

でも今にして急に動き出す。それはやっぱり、ルークの中でのライナの危険度が増して、ローランドという国の未来に関わるような大きな存在であると認めたからなんでしょうね。「アルファ・スティグマが暴走する危惧」だけならミルク隊長のために「監視」くらいで済んでいたのが、「ローランド王であるシオンの心を壊しかねない存在」であるなら、話は変わってきます。

ライナの「誰もなにも失わない世界」という理想(=幻想)と、現実的に憎しみも戦いも避けられないという事態の間で苦しむ王のために、ライナを処分する、と。

フロワードにある程度の共感したルークはやっぱり現実主義。世界の闇を担う者です。

それならなぜライナを助けた? ガスタークに任せてライナが死ぬのを待てばよかったじゃないか。

そういうことを考えると、ルークは最初からずっとライナを生かす形を探り続けていたんじゃないかと思えてきます。最後にはシオンに報告書として「ライナは他の反ガスタークの魔眼保持者組織との架け橋になり得る」なんていう可能性を提示して、シオンにライナを生かす建前を作っているわけですし。(まあ、シオン曰わく、ライナが役に立つか立たないかなんて関係ないそうだけど)

ルークとフロワードの決定的な違いは、国益のためでなく誰かのために動けるかどうかだと思っています。フロワードの暗躍は全て「王のため」と言いながら、シオンの役に立つことが最終目標でなく、あくまでその向こうにはローランド王国を見ていました。

逆にルークは、「王のためライナは死ぬべき」と言いながら、シオンそのものでなくローランド王国を見つめ、果てはその先にミルク隊長をはじめとする個人の幸せを見据えている節がある。

共にライナの望む「誰もなにも失わない世界」を「幻想」と断言してしまう現実主義者なのだけど、ルークは同時にロマンチストでもあるのだと思うのです。「誰かが誰かのために役に立つことがある」とか「誰かのために生きられる」とか、そういう個人レベルでの感情をちゃんと重視している。だからこそ、あれだけの実力がありながら軍曹クラスで、ミルク隊長の下で忌み破り追撃部隊なんて仕事に従事している。

そうである以上、ミルク隊長のためになるライナは、できれば生かしておきたい存在なのです。フェリスの名演説も聞いてしまったし。

だから利用価値なんていう建前を見つけて、ローランドに帰った。ルークは初めから、なんとかしてライナをシオンの側に存在させる理屈をこしらえることを考えていたかも。もちろん、そういう価値を見いだせなかった場合には殺すこともやむなしと思って来ていたのだろうけど(フェリスが追いかけてきていたことや、ガスタークの襲撃は彼も予想していなかったはずだから)、そのつもりはあったのだと思います。

ルークはフロワードとは違って、個人の温もりというものを知っているわけですから。

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