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OVA たまゆら 第1巻, 第2巻 感想

実は新年初エントリということなので、ひとまず挨拶を。あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

年明けになってしまいましたが、OVA『たまゆら』の1巻2巻をまとめて見たので感想を。

※多少のカメラ趣味がある人間の視点から、いろいろ書きます。いつもの感想とはちょっと趣が違うと思います。

「優しさに包まれる」とか、「あったかい」とか、ぽわわーんとした言葉はよく分からないけれど、このビデオにカメラの楽しみがギュッと詰まっているのは確か。

自分はいちおう一眼持ちで、ときどき風景やらを撮りに出かけたりしているんですけど、あれはなにが楽しいって、まず誰かと出かけるのが楽しい。「あのスポットが」と明確な目標があってもいいし、漠然と「京都のどっか」みたいな感じで出かけてもいい。写真に夢中になって一緒に行動していた人たちとはぐれてしまったりして、「一緒にいる意味ないな」と思うこともあるけれど、最近は遠足半分、写真半分の面白さだと思っています。

もちろん一人で出かけても楽しいんだけど、そこでも結局は誰かに見てもらうことを期待して撮るし、その写真の中に自分であるとか、対象物の個性をなんとか表現しようと頑張るのです。

要するになにが言いたいのかというと、カメラ(写真)っていうのは人の営みみたいなものだということ。ただ、そこにあるものを記録するのではなくて、ファインダーを覗くのも、シャッターを押すのも全部「人間」の行為なのだと思うのです。

で、そうやって考えると、楓ちゃんは誰よりも立派に写真を撮っている。羨ましいくらい楽しそうにカメラを構える。決して気負うことなく、それでも必死にアングルとシャッターチャンスを探す。で、実はこれが結構すごい。なかなか真似できることじゃないと思います。

一つは楓ちゃんが、本当にカメラが好きだっていうのもあるんだろうけど、きっとそれだけではない。カメラが撮影者と外の世界との橋渡しになっているとすると、楓ちゃんは外の世界に対してびっくりするくらいに真摯。友達、家族、写真館のマエストロ、志保美さん、お父さんを、小さい体いっぱいに受け止めようとしているみたいです。それがすごい。楓ちゃんすごい。

なんか、無性に写真を撮りたくなってきた。構図がバチッと決まっているとか、自然のほんの一瞬を切り取ったような格好いい写真だけじゃなくて、自分がなにを感じたかが、しっかりと映り込んでいるような写真。たまゆらっていうのは、その象徴みたいなものなんだと思います。

まあ自分の感性を乗せるなんていっても、それはすごく難しいことだし、僕はカメラを論理で扱うものだと信じているので、あくまでロジカルに頑張ろうと思っているけど、やっぱり大切なのはファインダーの向こうに見えるものに対して真摯であること、かな。

自分の話はどうでもいいや。『たまゆら』の話を。

特典映像のインタビューで監督が「『ARIA』よりも現実味のあるものを」みたいなことを言っていたけど、その「現実味」を担うものがカメラというものだったのだと思います。何度も書くように、カメラは撮影者と世界を繋ぐもの。決して生々しい意味合いに限らず、撮影者と世界の関係を映すものです。

まだ高校生の楓ちゃんたちが言う「夢」は、すごくぽわわーんとしているのだけど、彼女たちの目に映る世界はそういう世界。ずっと楽しい気持ち、嬉しい気持ちで世界を見ているから、いつだってたまゆらが映り込んでいるのです。

そのうちたまゆらフィルタの目はなくなってしまうことになるし、当然いつまでもそんなぽわわーんとしているわけにもいかないのだけど、彼女たちの感性はすごく愛おしいですね。自分にもそんな時期があったから、なんて言わない。だってなかったもの。でも、そういうふうに感じられる心というのはすごく素敵なものだなと思います。

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OVA たまゆら レビュー from 虹元ぶらり 2011-01-04

-たまゆら-

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