アニメの目

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2009春期
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シャングリ・ラ 第6話 「虚構戦線」

経済炭素? 実質炭素? 炭素指数? ヘッドリース? 『シャングリ・ラ』が難しい。香凛ちゃんやメデューサが何をやってるのか分からない。そんな人のために、環境経済に詳しい私が解説してあげよう!

……あー、ごめん。やっぱ分かんね。そもそも工学が専門で経済とかチンプンカンプンですし。

でも環境経済を専門に勉強してて、卒論もその辺で書くっていう知り合いにいろいろ質問してきました。それでも疑問は尽きないのですがとりあえず分かったところまでまとめていきます。

まずはコトバの意味から。

実質炭素ってのは産業工業その他諸々で実際に排出したCO2の量。これを削減することはちゃんと環境保護につながります。

対する経済炭素はそうじゃない概念上のCO2量。たぶん歴史的に先進国主導でCO2削減を決定したんだけど、工場でモノを作りまくって経済を発展させたがった発展途上国がそれに反発(というか無視)してCO2を排出したのに対して、これまた先進国主導で削減怠慢へのペナルティを制定。それが経済炭素で、炭素税とか、それを決定する炭素指数ってのはこの経済炭素の方に応じて変動する。

炭素指数ってのは関税みたいなものです。A国の炭素指数が1でB国は2だとすると、B国で100円のものをA国は100円で買える。対してA国で100円のものをB国が買おうとすると200円かかる。みたいな感じ。実際の比率がそのままなのかどうかは分からないけど、低ければ低いほどいいのは間違いないです。1だと無税ってのも確かかな。

メデューサは何をしているのかと言うと経済炭素が実質炭素に対して高すぎる国(つまり過剰なペナルティをかけられている国)を探し出し、その国の経済炭素を低下させてるわけですね。

具体的には石田ファイナンスがその国の経済炭素を引き受け、世界中の銀行からの融資でそれをチャラにしてしまう。(経済炭素は概念的な量であり、いわば経済ペナルティなのでお金さえ出せばなんとでもできる)

で、経済炭素を0にしてから元の国に戻す。炭素指数が低ければ低いほど有利だから、炭素指数1なんてなったら世界中の投資家からお金が集まって、それが擬似バブル状態です。でもその国は実際に低炭素で生産する技術を持っていないから、すぐに化けの皮が剥げると言うか、要は世界中のお金を受けるだけの器がないので経済が破綻。

そんな意味不明なお金の動きについていけなかった投資家や銀行は片っ端から破産していくしかなく、それが婆ちゃんの言っていた機能停止直前の状態です。

香凛が何をして儲けているのかと言うと、あらかじめ買い占めておいたその国の株を売り払ってるようです。つまり、バブルで株が上がるだけ上がった所で全部売る。するとバカみたいな儲けが得られるということ。

その辺の利益の計算とか細かい作業を担当しているのがメデューサで、設計理論は相当ややこしいようなのでこれはパスしましょう。とにかく何とかしてるんです。で、それを作れるのは香凛とかタルシャンとかの超一流な一部の人だけ。

今回のクウェートの件の説明。オロチとやらに経済を混乱させられて困った日本政府がクウェートを餌にしてオロチを釣ってしまおうという作戦だったわけですね。

要するに日本が経済力に物を言わせてクウェートの経済炭素を無茶苦茶にして、そこに食いついた第2メデューサと、お金の動きを香凛が捉えて第2メデューサの場所を突き止めようってことです。つまりクウェートって国をボロボロにしたのは日本政府なんですね。

炭素炭素って言っても実際にその動きは何が察知してるのかっていうと、1話とかでちょっとだけ出てきた炭素衛星です。海面が30センチも下がったって、一瞬でそんなこと起こるわけないからこの計測はおそらく炭素衛星が捉えた概念上の炭素の動きから導かれた理論上の海水面ってことでしょう。

で、疑問なのがどうして國子は海面に注目したのかってこと。メデューサが海水面の上昇を恐れているなんて知ってるはずもないから感覚的に分かったとしか言いようがないんだけどね。太陽たる所以かな。

で、もっと不思議なのがどうして香凛は海面に注目しなかったのかってこと。重箱の隅をつつくようなツッコミですが、これは理屈が通ってないなぁ。香凛はオロチがメデューサと同じシステムだと知っていたわけだから、オロチの所在を突き止めるのなら海面が下がったところを探すのが一番効率的ですよね。まして香凛は天才少女。そんなことも思いつかなかったのか、それとももっと別に理由があるのか……

そんなこんなでメデューサは同類の死をもってさらに進化してくれちゃったようです。

以上で経済の話は終わるんだけど、実はこの派手派手にやらかしてくれた経済戦争はBパートだけの話だったんですよね。Aパートでは主に草薙の話があったりしてそっちも触れておこうかな。

美邦様の試練を乗り越えた草薙。ただの冴えない軍人だと思っていたらかなりの大物かもしれない。

まずあの剣。美邦様と同じ剣なんだけど、同じ形とか同じ種類とかそんなレベルではなく、全く同一のものが世界に2つ存在しているって感じらしいです。

あとはアトラスランクがバカ高い誰かが絡んでいることとかさ。本人は全く自覚もしていないらしいけど、彼は相当に特殊な人間のようです。

だが1つ言っておくことがある。美邦様がかわいくないとか、世界中のファンを敵に回したな。

そうそう、難しい難しいとは言っても難しい理屈を理解しないと観れないアニメじゃないです。いわば『攻殻』の科学理論、『00』の太陽炉。理解していなくてもイメージさえ掴んでいれば、その裏の理屈を理解していようが理解してなかろうが関係ないと思います。で、オロチのCGとかもあってイメージはこの上なく飲み込みやすかったんじゃないでしょうか。

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◎シャングリ・ラ第六話「虚構戦線」 from ぺろぺろキャンディー 2009-05-25

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