アニメの目

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2011冬期
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GOSICK 第1話 「黒い死神は金色の妖精を見つける」

スマートかつキュートですごく印象がいい。

えーと、もう世間様では2話の放送があったらしく、早々に取り残された感があるので、とりあえずヴィクトリカ可愛いよということを書いたあとは、ちょっと関係ないけどミステリというものについて自分の思うところを書いてみようと思います。

まず大あくびで登場するヒロインっていいなあ、と思いました。しかもあの容姿で。頭脳明晰ではあるけれど外の世界を知らずに好奇心に溢れているお嬢様。これは一つの型にはまったキャラクターではあるのだけど、これほどに床ローリングが栄えるお嬢様もそうおるまい。

というか、床ローリングに限らず動作のひとつひとつが面白い。床にたくさんの本を開いて並べて、その真ん中に座り込む姿なんか、とんでもなく可愛い。

しかし授業には出ないわ図書館の塔のてっぺんに居座るわ「教職員と私専用」のエレベータがあるわで、学校の中ではかなり特異な存在のようです。東洋人、黒い目というだけで避けられている久城も特異点ではあるし、やっぱり共通項はあるのだと思う。

久城の読んだ怪談話に幽霊船やらリヴァイアサンやら灰の狼やらが出てきたけど、あれも今後物語に関わってくるの? こういうことを考え始めるとどうしようもなくなってしまうのがミステリ。今回の「密室殺人」のネタは分かったけど、あんなのはきっと小手調べに違いない。

で、僕の思うミステリ(小説)なるものについて少し書きます。

まず、書き言葉と話し言葉の違いという、一件全く関係ないような話をします。書き言葉と話し言葉の違いって何? まあ、小学校とかではその厳密な差は教えてくれないし、いつの間にか「作文は書き言葉に直しなさい」と言われていたように思います。そんなこんなで、きっと多くの人がその差を曖昧に解釈して「どうもフォーマルかカジュアルかという違いらしい」と考えるに至るはず。僕もそうでした。

その解釈は間違ってない。実用的には正しい。でも、本質的には違うと最近思うのです。

書き言葉と話し言葉の違いは背景や文脈といった言外の情報を共有していることを要求するかです。つまり、向かいの席に座って昼ご飯を食べているときに「おいしい」と言えば、それはきっと「今食べているものがおいしい」という意味だろうし、「それどう?」と訊けば「あなたの食べているものはおいしいですか?」という意味になる。

まさか「最近のバイトは時給がいい」という意味ではないだろうことは分かります。それは一緒にご飯を食べているという環境を共有しているから。そういったなんらかのメタ情報を共有できる場で使うのが話し言葉です。

対して書き言葉というのは、それを期待しない。どこの誰が読んでも同じに解釈のできる言葉が書き言葉。

では小説は書き言葉か話し言葉かというと、究極の話し言葉文章だと思っています。でも、小説は基本的に読者を選ばない。「この小説は○○の知識があって××の資格を持っている△△歳の人しか読んではいけません」なんてことにはなっていないのです。おそらく文字を読める人だろうということくらいしか期待できないのです。

ならば書き言葉じゃないとまずいかと思うけど、そうでもない。っていうのも、小説は読者の中に文脈や背景と言った環境を仮想的に構築する能力を持っているから。初めは著者と読者の間に共有するものはないのだけど、その小説を読んでいくにつれて同じような世界が頭の中にできあがっていくのです。

もちろん、著者の頭の中の世界と読者の頭の中の世界には依然として差異があって、それがまた人間的で面白いのですが。

とにかく言いたいことは、小説は文脈を通して共通の環境を作り出すことで、話し言葉的に成立しうるということ。

で、ミステリというのはその最たるものだと思うのです。読者の頭の中にできるだけ厳密に同じ箱庭を形成させて、その世界を舞台にパズルゲームを行うのがミステリなるもの。伏線の拾いこぼしや不注意があるとページを戻って読み直さないと分からなかったりするのが楽しい。

それが楽しい以上、著者は読者の頭の中に少しだけ間違った世界を構築してやろうと意地悪な努力をします。叙述トリックとか言われる類のものがその究極なんだけど、そこまで行かないにしても、本当に全て分かってしまってはミステリを読んでも楽しくない。

だからミステリというのは、本当の意味では著者と読者の頭の中に同じ世界を共有することを期待していない。共有できてしまったら楽しくないから。だからミステリというのは途中経過を追って感想を書くのが難しい(結局は「今後感想書きませんすみません」とお断りをしたかったかのようだ)。

冗談はさておき(冗談というのは話し言葉の証拠。そして冗談っていうのは面白い文化)、ヴィクトリカの脳内では聞いた情報のみから世界が構築されて真実が見通せるというのだけど、これってどうなんだろう? 他人の頭の中の世界と全く同じものを自分の頭の中に作り出せてしまうとしたら、それはすごく不幸なことじゃないかなあ。なんとなく、ずっとあの塔のてっぺんにいる理由が分からないでもない。

まだ若干語り足りない気がするけど、あんまり長くなるのもアレなので、ここいらで終わりにします。しかし最近のこういう役は全て悠木碧に回ってくるのですね。

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うさぎ年なのに……(´;ω;`)

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