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2011冬期
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STAR DRIVER 輝きのタクト 第15話 「封印の巫女」

ごめん!

前回の感想でミズノに向かって「ちょっとは悩め」と厳しめにコメントしたのだけど、今回これだけボロボロボロボロ泣かれると、申し訳ない気持ちになりました。いや、僕のせいでああなったわけではないのだけれど……

でもこれってきっと必要な痛み。世界はいつまでも自分にとって優しいものではないのだし、優しい姉がいつでも守ってくれるなんてこともあり得ない。それは幻想です。いずれはその幻想から巣立つときがくるし、きっとそれはすごい悲しみと辛さを伴ってやってくる。ミズノは今まさにそういう時期にあるらしい。

んー、OPで背中合わせのマリノが消滅することといい、思い出の中で欠損したマリノの存在といい、母親が帰ってきたときにミズノの名前しか口にしなかったことといい、そしてマリノ自身の口から出た「幻」という言葉といい、どうもそういうことらしいですね。マリノはミズノが作り出した幻、ということらしいのです(きっと)。

美人でスポーツ万能の姉。そんな姉が徹底して妹のサポートであり続けるという違和感の正体はそこにあったらしい。自分と同じ顔をした自分とは全く違うスペックの姉を精神の支柱として、あるいは防波堤として作り出した。これまでその幻はことごとく機能して、自由主義ミズノの盾であり続けました。

でもそろそろ決壊。自分が本当にしたいと思うことを何よりも尊重してくれるはずの姉と、意見の相違が見られました。母親に会うか会わないか。でもきっと、ミズノは本当は母親と会って、ちゃんと話し合いたいと思っている。マリノはそれを知っている。

ミズノが、マリノが選んだアイスの味を的中させられるということについて、そのトリックはこうだと思っています。マリノが好きなものを選んで、それをミズノが当てているのではなく、ミズノが欲しがっているものをマリノが選んで持っていく。二人の関係からすると、それが自然だと思うのです。

今回の母親については、ミズノが真に食べたがっているアイスと、ミズノが食べたいと主張するアイスの味が違っていたということ。マリノは変わらずミズノが本当にしたいことを見抜いてそのフォローをしてあげているのだろうけれど、その本当にしたいことをミズノは認められない。好きなことを好きなようにしてきたミズノにとって、「母親」は唯一の自己矛盾なのだと思う。

これはたまらない悲劇。ミズノにとっては自分を守ってくれるはずのマリノが、自分にとって優しくない存在(それは母親を思わせる)になったということだし、マリノにとっては絶対の存在意義を失ったということ。かくしてヨウ姉妹に断絶が訪れました。

でも、上でも書いたように、それは必然の流れです。いつまでもそんな都合のいい巣の中で暮らしているわけにはいかない。ミズノは巣立たなきゃいけない。姉からも、母親からも(ここで突然母親を入れるのは文章として不親切設計かとも思いましたが、要するにミズノは未だに「自分を捨てた母」から逃れられないでいるということです)。

で、その自立が迫られるタイミングが、本当に好きな男の子に巡り会ったタイミングというのがいい。やっぱり物語としての整合性を強く感じます。

相手がカラスやキツネならいい。でも、相手がタクトなら自分の好きなように振る舞っているだけではいけないのです。ヤングガンガンだけではいけないのです(ガンガンJORKERやGファンタジーが必要という意味ではない)。いや、すみません。言ってみたかっただけです。

ワコ、まさかの復権。バスの上で雨に晒されるミズノを、ワコの黄色い傘が遮るカットはその象徴だけど、恋にはライバルがいるし、恋しい人にだって自由意志がある。自分の思うように振る舞っていればいいという、ミズノが作ってくれた巣の外側の世界の出来事なのです。

ある男の子を本気で好きになるということで、ミズノはさらに巣立ちを意識することになります。乙女よ、銀河美少年に惚れてしまったのなら、自分で描いた円の外に一歩踏み出すがいいさ。

【閑話休題】さて、最後にひと言。やはり綺羅星エンペラーの座はスガタのために空けられていた。スガタは誘いに乗るのか。それよりもヘッドの言っていた、銀河美少年も綺羅星側の人間だと思っているという発言が気になる……

「王の柱」のときや、実はタクトはゼロ時間では強いけど生身の体では結構負け込んでいるということから、タクトの「ロボットサイド」疑惑は何度か取り上げたことがあったけど……。ヘッドのサイン「R」も気になるところ。

それにしてもワコ復権はミズノの悲しみの表現として最適な演出だった。――あれ? これってミズノが沈んだだけで、ワコの株が上がったわけじゃないのでは……

ワコはいじられキャラでいるほうが可愛いと思っているので、あんまり真っ当なヒロインになってしまうと少し残念なのです。

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