アニメの目

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2011冬期
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放浪息子 第1話 「おんなのこって なんでできてる?」

今さらかもしれないけれど、見ました。

ああ、これはすごいなあ。おそらく原作のテイストをできるだけ残した形で、ああいう絵、ああいう脚本、ということなのだろうけれど、どれも素晴らしい。変わったもの好きとしては最高。

でも何が最高かって、こういう話が深夜とは言えテレビアニメになって、普通に放送されることが最高なんだと思う。最近流行の男の娘ってのとはちょっと違っていて、これまた最近のはやり言葉で言うところの鬱展開というものが延々続くのかもしれないけれど、そういうものがテレビアニメ化されるというのが最高だと思います。

さて、中学生になった。入学式からクラスでの自己紹介まで、ぼくら大人から見れば彼らの行動というのは限りなく子供っぽいのだけど、「中学生ってなんだか大人」と彼らは言う。

「こども」が「おとこのこ」と「おんなのこ」に分岐していく段階、という意味では確かに大人に近づいているのかもしれないです。小さい頃から大人に倣って使い分けてきたトイレが、これまでの彼らにとっては唯一の性差だったはず。でもそれが、そうでなくなってくる。例えば制服。男の子が男子トイレを使うように、女の子が女子トイレを使うように、男の子は詰め襟を着、女の子はスカートを穿く。なるほど、思えばそれは不思議なことかもしれないです。

女の子の服を着たい二鳥くん。きっと初めはお姉ちゃんの着ている服が可愛いと思い、それで着てみただけだったのだろうと思います。きっと入り口なんてそんなもの。ただ、そのおかげで彼はどうも普通ではなくなったようです。

女の子の服に身を包んだ二鳥くんは、性差というものがよく分からなくなったのかな。「バラは赤くスミレは青い」に、疑問を感じてしまったのかも。よく分からなくなってしまって、Tシャツにフリフリのスカートというちぐはぐな姿で、生の足のままで街をあっちに行ったりこっちに行ったり。「放浪息子」はそういう意味だったか。

ただ、二鳥くんは同年代の子供たちに比べて、性というものをよく知っている。高槻さんに告白したのだって、告白は男子と女子がするものだという大前提をはっきりと自覚しての行いだと思うのです。だから二鳥くんは、その意味では正真正銘の男の子。彼自身、あるいは高槻さんがそれを認識しているかは別として、ですけど。

机に座ってまっすぐ前を向いて、「おとこのこ」「おんなのこ」について二鳥くんや高槻さんが喋るカットがありました。あれって、すごく先生の視点だと思う。二者面談の先生の視点。でも、先生は遅刻して、この1話には登場せず。ならば彼らの言葉は誰が拾う? ぼくら視聴者しかいないのでしょう。

上では「面白いもの好き」と、まるで珍品を眺めるかのようなことを書いていますが、どうもそうではなく、はっきりと男になってしまった大人の自分は、これから性徴を遂げる彼ら彼女らの考えをちゃんと受け止めなきゃならんのかもしれない、と感じました。

【ひとりごと】しかしこれほどまでにヒロインを決定しづらいアニメが他にあっただろうか。

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放浪息子 #01『おんなのこって なんでできてる?』 感想 from てるてる天使 2011-01-29

とっても綺麗な動画です^^

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