アニメの目

  • -- - -- --
カテゴリ:
スポンサー広告
コメント:
-
トラックバック:
-

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
カテゴリ:
2011冬期
コメント:
0
トラックバック:
1

夢喰いメリー 第5話 「夢に惑って」

「帰れないってのは信じねえ!」

いや、なんかもう夢路が上条さんに見えてしまったのはよくない兆候。中の人的には一方さんですが。

夢路とメリーが「相手のことはよく知らんが、現に降りた夢魔は全部敵」という考えで「夢喰い」を行っていた、ということは前回の感想で書きましたが、これはエンギにも言えること。「夢魔を喰った夢魔は全部敵」のようです。

そんなステレオタイプのぶつかり合い。お互いが正義を主張していて、あんまり激しいバトルになったもんだから格好いいとか思ってしまうのだけど、両者とも、精神的にはかなり脆い。

メリーは夢路に与えられた「夢喰い」を生きがいに感じ、「夢魔を送り返すこと」を目的とするのではなく、「夢魔を送り返すということをすること」を目的としていました。行為自体が目的化され、行為そのものに喜びを感じたということ。

まあ10年の孤独を考えれば、そうなってしまうのはよく分かります。

対するエンギは姉の仇、ということなのでしょう。エンギは一見冷静なようにも見えるけれど、その実かなり感情的。由衣に懇願する様子からも、それは分かります。

だからメリーのことをよく確認もせずに、「夢魔を喰った夢魔は全部敵」ということになってしまう。

これでお互いが自らの正義を本当に信じてしまっているのだからもはやどうしようもない。というか、お互いに「それしかない」から、他のことなんか考えられない。

現界にやってくる夢魔というのは本来は侵略者であるはずなんですよね。でも、ここのところ全くそんな感じがしない。存在そのものが実に曖昧で、儚げなイメージばかりです。でも、考えてみると夢の世界の住人なんだから、そりゃそうか。

だから現界の夢魔はある目的を持っていて、それを存在の支柱にしている。その目的というのも、メリーの場合は夢喰い、エンギの場合は仇討ち、他の夢魔も変わらないほど「か弱い」ものです。

1, 2話くらいで、メリーはすごく浮世離れしていて、「地に足が着いていない」という感じだったのが、夢路に「夢喰い」の称号を与えられ、ずいぶん立派に現の地に足を着けられるようになったと感じていたのだけど、それすらも嘘ものでした。「夢魔は帰らない。消滅するだけ」

これはメリーにとっては現在の支柱をぽっきりと折られた形。

そこで体を張ったのが夢路。頑なに自分の正義(メリーに夢喰いを勧めたこと)を盲信しようとしている、と表現することもできるかもしれないけれど、実際は少し違うと思う。メリーを助けると決めたから、それはなんとしてでも実行する。メリーは自分を信じてくれたから、自分も自分の正しいと思うこと(=メリーを助ける≒メリーを擁護する=メリーの夢喰いを肯定する)を信じる。

だって、もしあそこでメリーがエンギにやられて、本当に消滅してしまったとしたら? メリーは失意のままいなくなることになり、それってメリーが夢路の家(本当は勇魚の家)から出て行ったのを探すと決めたあの段階から、少しも前に進んでいないことになってしまうから。メリーを助けると決めたからには、そんなのは許せない。それは自分の正義にかけて許せないのでしょう。

だから「帰れないのを信じない」は決して自分たちの行いの正当性を守るためでなく、メリーの「帰りたい」という気持ちを守るために、自然と生まれた感情。夢路が考えていたのは、ふたたび「生きがい」を失ってしまったかもしれないメリーを、なんとしてでも守らないといけないことだけなんだと思う。

なるほど、「男らしさ」がある。薄力粉と強力粉に男らしさの違いを感じるだけのことはある。

コメント


コメントを管理人にだけ表示させる

トラックバック

◎夢喰いメリー第5話「夢に惑って」 from ぺろぺろキャンディー 2011-07-19

前髪短い、ポニテ女子登場。光凪由衣(こうなぎゆい):声-秋谷智子:はづきっちの声の人。ユメジとメリーさんがゲームする。そして、メリーさんと買い物に行く。こっちの世界に来て何...

このエントリにトラックバック
お知らせ
最新のエントリ
カテゴリ

アニ☆ブロ

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。