アニメの目

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2011冬期
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放浪息子 第4話 「私の名前をあげる」

ここに、二鳥よしのさおりが誕生したのである!

二鳥さおりよしのかな? いくらにとりんが女の子になりたいからといって、女の子の名前をふたつももらうことはできないわけです。そういうわけで、いずれかをセカンドネーム化するという大人な折衷案的教育を施そうかと思ったのだけど、これまたどちらが「ファースト」で、どちらが「セカンド」になるかで荒れるなあ。難しい年頃です。

さて、冗談もほどほどにして、本題に。

にとりんは、男の子の高槻くんに女の子として見られたい。あわよくば、好きになってもらいたい。その願望の表れが、倒錯ロミジュリの脚本だと告白。

さおりんは、にとりんが好き。それはさおりん自身、女の子として好き。前回の感想でちょろっと書いたのは、にとりんが持つ、女の子以上の女の子らしさ、彼女の言葉によるところの奥ゆかしさが憧れなのかもしれない、ということ。「二鳥くんがジュリエットをやってくれるなら、高槻さんがロミオでも……」なんてコントロール(無理)していたけど、それも決壊。願わくば、私をロミオに。

高槻くんにとって、にとりんは悩みも希望も共有できる大切な友達。「よしのという名前はいらないから、二鳥くんにあげる」で、「その代わり、修一をちょうだい」。恋人というのはよく分かっていないらしい。でも、もっとちゃんと考えると宣言。倒錯ロミジュリの脚本協力には、ちーちゃんより早くに挙手。

結局のところ、自分を見つめるということに尽きるのだと思います。ただ漫然と憧れるのでなく、具体的に。しかし具体的っていうのはつまり大人ってこと。たんに嫌だ嫌いだと言うのをやめて、子供をやめて大人になるということ。「女のからだになりたくない」のなら、その対処法を具体的に探す。自分が女になるということをちゃんと見つめて、探す。大人の土俵に立って、女の立場を受け入れて、具体案を模索する。

これが現在の高槻くんの奮闘。その手助けをしてくれる大人の友達もいるようだけど、すごく心強い。

続いてさおりん。さおりんは自らの欲を創作に昇華する。その中で自分をコントロール。「二鳥くんは高槻さんが好き」という現実を自分に言い聞かせ続け、でもやっぱり無理がある。「怒ってない」とは主張しても、やはり外から見ると明らかに怒っている。それは先生に対してだけじゃなく、高槻くんに対しても。

でも、何よりもフラストレーションは自分自身に向いている? 前回のセリフなんだけど、さおりんがつい口にした言葉で「先走ったわ」というのがありました。家に招いて、「変なことしない」の約束に背いてにとりんに女装させようとしたときの言葉。

「先走った」って、つまり「しかるべきステップを踏まずに飛ばした」ということ。てことは結局、さおりんはにとりんに、しかるべき段階を経て女装させるつもりだった。なんというか、ついついやってしまった自分に対する自制の言葉が「先走った」というのは、実に間の抜けた話です。初めから不完全なコントロールです。それが彼女の現状。だいたい、恋心なんて止められないもの。ましてやあの歳で自制なんかされたら、こっちが困る(どう困るかは分からないけど)。

だからさおりんも自分の気持ちに素直になる。フラストレーションは抑えきれない。好きだと告げる。脚本は自分の願望だと認める。ロミオは自分がやりたいと、自分の気持ちを理解する。

そうやって具体的に自分を見つめようとする。自分を含めた三人のもやもやした関係を、ちゃんと言葉にする。今回のさおりんの最大の功績だと思っているのだけど、にとりんに「具体的にどうするの?」と訊く。

これはいつものように、勢いだけでつい口走ってしまった言葉かもしれない。でも、これでさおりんは一つ先のステップ、大人(つまり具体性を伴った人間)を目指すことを決めました。にとりんにも具体性を要求して、共に先のステージに足をかけました。

まあにとりんも、ちゃんと自分と向き合って、「高槻さんに女の子として見られたい」という気持ちを言葉にしていたし。図らずして三人とも同じくらいの段階にいるようです。

とにかく思うのは中学生可愛いに尽きる。最近、無条件で中学生を偏愛しています(ロリコン的な意味も含めて)。こう、大人に足をかけようとして、でもまだまだ幼くて、それでも鋭い感性を持っている彼ら彼女らのやりとりが、面白くて楽しくて仕方ないのです。

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【放浪息子 第4話-私の名前をあげる】 from AQUA COMPANY 2011-02-20

いつだって君のその心は、偽る事なくそこにいるんでしょう。

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