アニメの目

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2011冬期
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魔法少女まどか★マギカ 第6話 「こんなの絶対おかしいよ」

ソウルジェム、だもんね。そりゃ、魔法少女の魂くらいは抜き取っていますよ。

しかしまあ、人の魂を断りもなく抜き取っておいて、それで「わけが分からないよ」とは、キュゥべえってやつは。むしろお前の考えてることの方が分からんよ。って、キュゥべえは最初から徹頭徹尾わけ分かんないか。

対してほむらの行動はすごく分かりやすい。ほむらはソウルジェムがその人そのものだと知っていて、誰よりも早く行動を起こし、「さやか」を追いかけた。これが心ある人間の行動。序盤の「いじめられるキュゥべえ、いじめるほむら」という構図からまどかたちが感じた「キュゥべえ仲間、ほむら敵」みたいなイメージが完全に逆転してしまっているのが面白い。

ほむらに関して謎は多いのだけど、彼女がしていることって徹底して「まどかを魔法少女にしないため」の努力だけ。それに並行して、ほむら自身、「他人のための行動」には反対派。ということは、私的な損得で、まどかの契約を阻止しようとしているということなんだけど……

だんだん見えてくるほむらの優しさ。その優しさっていうのは、ほむら自身が「もっと大きな悲しみを呼び寄せる」として否定しているものなのだけど、やっぱりほむらは優しい。トラックを追いかけてソウルジェムを取り戻したのって、どう考えてもまどかのため、さやかのため。それでも彼女は、それはまどかを魔法少女にしないためであり、それ以外のなにものでもないと主張するのかな。

優しさを否定して、繋がりを拒絶して、一人で戦い続ける孤独の魔法少女です。分かっていないことが多いキャラクターではあるけれど、本来はほむらが優しい女の子であるということは分かっています。

だからほむらは正しい。

次、さやかについて。恭介の腕が治った、は嬉しい。でも、退院して自由になった、つまり自分のカゴの外に出てしまったことに関しては、やっぱり少し寂しい。さやかにとって悲劇なのは、どこまでも理性的に自分の欲を実現してしまったこと、かな。

「自分なしで生きられないようにしてやれば」と、杏子の言うことは過激だけど、一理はある。そもそも「自分の願い」を他人と分け合おうっていうことに無理があるのかもしれない。結局、恭介に幸せになって欲しいのか、自分が幸せになった恭介と一緒にいたいのか、恭介の幸せをプロデュースして自己満足に浸りたかったのか、さらに酷なことを言えば、恩人になって愛されたかったのか、ということが、さやかの中でまだぶれている。

でも、さやかがマミさんの中に見た魔法少女は、奇跡も魔法も全て誰かのために使う人で、それこそがさやかの正義。だから自分の欲と自分の願いを切り離した。理性的に、マミさんの正義に従って。だから心が痛い。その心の痛さは、そのまま杏子ら「自分のため派」への敵意に昇華される。

さやかも実に正しい。正しすぎるから、かえって間違ってしまう。そういうことって、やっぱりあるものです。

さやかを見ていると、杏子の言う「魔法少女は徹頭徹尾自分のためだけに」という考え方も正しいということが分かってきます。つまり、誰かのために力を使うと、絶対にどこかに歪みが生まれるから。自分自身だったり、全く別の誰かだったりに、確実にそのしわ寄せは現れる。それなら初めから自分のためだけに、というのは、やはり正しい。

ほむらの言うところの「優しさが悲しみを呼ぶ」ということと、実はほとんど同じことを言っているのだと思います。

ほら、やっぱりみんな正しかった。みんなが正しいことをしているはずなのに、全体としては間違った方向にしか進まない。ならば、やっぱり諸悪の根源はお前だキュゥべえ!

と、怒りを露わにしてみる。でも、キュゥべえなんて所詮はルールで、言わば社会で、絶対にこの世界のどこかに存在する理不尽を具現化したみたいな存在だと思っています。キュゥべえがいなくても、こういうことは起こりうる。

まどかママのアドバイス、「間違ったことをしてみるのも一つの手」というのは、キュゥべえからの逸脱、という意味なんじゃないかな。その枠内に捕らわれて、正しいと思うことをしようとしても、どうにもいかないときがあるから。

【まとめ】魔法少女そのものだと言うソウルジェムは、魔法少女が魔法を使うたび、汚れる。この設定がすでに魔法とか、奇跡とか、そういうものに対して否定的。汚れを取り除くためには魔女と戦うしかなく、魔女と戦うということは、そのたび汚れるということ。魔法少女は純白であろうとするために、次々と汚れを受け入れるしかないのです。

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