アニメの目

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2011冬期
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放浪息子 第5話 「夏のおわりに」

まこちゃんとさおりんの揺るがない信頼関係が、見ていてすごく微笑ましい。

あえて「ゆるがない」という言葉を選びました。突き放し、突き放されの関係ではあるけれど、その実にとりん高槻くんくらいの信頼関係にあるのだと思います。

ひとことで言うなら、分かってくれている、というやつ。笑われても、ごく親しい友人に理解してもらえているという自身が、心を安定させてくれるのです。にとりんがナヨナヨしながらも、しっかり女装少年をやれているのは、それを理解し、支えてくれる友達がいるからに他ならない。

ほら、今日も奇異な目で見られた。自称さおりんの彼氏の調子乗りメガネ。僕嫌いなので、名前を覚えてやるつもりも毛頭ない彼ですが、「女装好き」のレッテルと共に、要するに変人扱いされたわけだけど、にとりんは思ったより平気。「ぼくのために怒ってくれる高槻さんがいるなら大丈夫」

にとりんの悩みに全力で答えてくれる大切な存在。恋人とか、そんなのを超えて大切な存在。以前の、トイレ個室のドアを挟んだやりとりが、お互いの信頼関係を決定づけました。

で、それと同じくらいの信頼関係、つまり、分かってくれているという安心感が、まこちゃんとさおりんの間にはある。

さおりん、急に台所を磨き始めるあたり大好きです。わけ分かんないです。すごくユニークです。でも、僕の好きっていうのは、変なものを愛でたいという、いわばちーちゃん的な好き。嫌な言い方をすれば、興味本位です。実際の友人にあんなのがいたとしても、楽しむだけで相談に乗ってあげたりはしないです。きっと。

でもまこちゃんの場合、違う。「困った人だなあ」と思いながらもついつい手を出してしまう。いつだったか、「感情のコントロールできるじゃん」と励ましてあげたりもしていたし。

さおりんは孤独。高槻くんには理解されない(というか、さおりん側から嫌っているからどうしようもない)、にとりんに気持ちは通じない、ちーちゃんからは興味本位な行為を向けられ、クラス内では言動がラジカルな浮いた人扱い。きっとさおりん自身が友達だと思っているのは、佐々さんくらいなもの。

彼女の暴挙の数々は、まあ彼女自身の性格によるところも大きいのだろうけど、実際は、孤独だから、誰にも理解されないからなにをしてもいいんだ、という開き直りに近いのだと思っています。

でも、まこちゃんだけはどうも違う。きっとジュリエットがまこちゃんでもなければ、さおりんはきっと脚本を書き換えてみんな死んでしまう鬱々ロミジュリを完成させていたに違いないです。なんとか踏みとどまれたのって、まこちゃんならば自分がロミオを本気で演じても、それを受け止めてくれると感じているから。そういう安心感、信頼があるからなんだと思います。

芝居の練習で、恥ずかしがるまこちゃんに投げかけた励ましの言葉がすごくいい。あの言葉、さおりんからまこちゃんへの勇気付けの言葉だったのだけど、それを言わせたのって、きっとまこちゃん。つまり、まこちゃんならちゃんと自分の言葉を受け取ってくれるという信頼があったから、さおりんはそれを口にすることができた。理解されないと思っていたら、あんなことできっこない。

こういう相乗効果がすごく素敵。二人の信頼関係がすごく嬉しい。「自分とは違うあの人」といかに触れ合うことができるのか、そういうことを甘酸っぱく、少しおかしく、すっぱりと切り出してくれています。

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