アニメの目

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2011冬期
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放浪息子 第7話 「薔薇色の頬」

前々から思っていたけど、安那ちゃん可愛い。

いやー、そこがくっつくのか、とある種驚愕の展開です。安那ちゃんはにとりんに興味はあったし、にとりんも微妙に意識はしていたけど、うーん、そこにあるのは恋愛感情か、と問いたい。

というか、結論から。にとりんが安那ちゃんを好きなのは恋愛でない。安那ちゃんがにとりんを好きなのは、恋愛かもしれない。少なくとも僕は、そう思っています。

さて、にとりんが安那ちゃんに惚れた瞬間は、5話「夏のおわりに」で、撮影現場の安那ちゃんを目撃したとき。「いつもの安那ちゃん」は冷たくて、クールな感じ。「撮影中の安那ちゃん」は笑顔が可愛くて、輝いている感じ。そう、「いつもの安那ちゃんじゃないみたい」な安那ちゃんに、にとりんは憧れた。

まこちゃんがくじを引いてしまったから仕方ないけど、本当はにとりんもジュリエットをしたかった。すなわち、「いつもとは違う僕」を「いつもとは違う高槻さん」に見てもらいたいとい願望がある。

今回、にとりんが気にしていたニキビの件は、やっぱり大人に変わりつつある自分の象徴。「ああ、醜い」と思う。少なくとも、「いつでも女の子になれる自分」を維持していたいと思う。

そういうにとりんにとって、冷たく恐い安那ちゃんから、優しい安那ちゃん、きれいな安那ちゃん、可愛い安那ちゃんと、様々に「いつもと違う安那ちゃん」に変化できる安那ちゃんは、まさしく憧れ以外のなにものでもなかったことでしょう。

本人、「勢いで告白した」と言うように、自分の気持ちをよく見つめもせずに、勢いで付き合ってしまった感が否めないにとりんであります。まあ、それが可愛らしいんだけど。

にとりんにあるのは憧憬、それから依存。相手が男でも女でも、その感情は生まれる。そのはずなのに、にとりんはそれを恋だと感じて、告白する。それはおかしい。『放浪息子』においては、恋愛感情というのは同性であれ異性であれ、その性を意識した上で生じるものであるべきだろう、ということです。

ニキビを拒絶、すなわち、大人の男になることを拒絶する男の子が、相手を女の子と理解した上で、おいそれと付き合えるはずがない。だから、にとりんは安那ちゃんに惚れていても、女の子である安那ちゃんに惚れたわけじゃない。それならこれは恋愛ではない。

恋愛対象はずっと近くにいたはずです。高槻くん。「自分が女、高槻さんが男で付き合いたい」という願望は、まさしく恋愛感情だと思うのです。

どこで道を外れたのかということを考えると、やっぱり配役のくじ引きから。にとりんはジュリエットを外し、高槻くんもロミオを外した。これで二人は男、女のままであり続けるしかなくなったわけです。妥当な帰結として、今、にとりんが女の子と付き合っているということ。

安那ちゃんと付き合っている、という事実が波紋を拡げます。これがまた面白い。特に、高槻くんの内面が面白い。「女の子としての二鳥くん」と釣り合うのは、何があっても自分以外あり得ない。はっきり意識していたわけではないけど、やっぱりそういう余裕はあったのだと思う。

さおりんの言った「どうして、すごいって言えるの?」は正しくて、周りのいろんなものを「すごい」と言えるのは、高槻くんに精神的な余裕があったから。にとりんに関して、プライオリティが常に高槻くんのもとにあったのは事実。

でも、それがどうもそうはいかなくなった。くじを外してからだ。イライラは溜まるし不安は募る。二鳥くんと一緒にユキさんに会いにいけば、と思ったけど、そこで思わぬ決定打を喰らわされることになる。もう、内心ぐちゃぐちゃ。今の気持ちを「分かってくれる」のは千葉さんしかいない、と考えても、全くおかしくない。

安那ちゃん可愛いから泣かせたくないけど、高槻くんにも泣いてほしくない。でも、そもそもにとりんは安那ちゃんに恋愛なんてしていないわけで、その意味では、親しい友達と何ら変わりない関係です。ああ、やっぱりそういうふうに話は進んでしまうんだろうか。願わくば、安那ちゃんが涙を流しませんように。

【補足】恋だとか、恋じゃないだとか、よく意味の分からないことを言いました。だって、一緒にいたいっていう気持ちだけで、それは恋と見なせないでもないじゃないですか。

ここでは『放浪息子』なのだから、という特別な基準で判定したに過ぎません。結局何がしたかったのかというと、高槻さんとの恋愛との差異化を図ったというだけの話です。あしからず、ご理解ください。

【余録】すっかり忘れてました。にとりんが安那ちゃんを好きなのが恋愛でないならば、安那ちゃんがにとりんを好きなのは恋愛なのか。

まず考えることは、安那ちゃんとしては、にとりんのどこがいいの? ということ。……あれ? どこがいいの?

ちょっと分からなくなってしまった。よく考えればこれだけモテモテなのに、どこかものすごい魅力があるわけでもなく、人間としても年相応に青い、普通の少年です。で、ちょっと考えたんですけど、どうもにとりんは距離感の魔術師だな、と。

女の子にとって、一番その気になってしまう距離に、涼しい顔していつもいるのです。高槻くんの場合、少し近め。同じ悩みを持ったもの同士。さおりんの場合、もう少し遠め。言葉数少なく、思い通りにならないことも多い。ただし、意識の外には追いやれない程度には近い。男に免疫のなさそうな安那ちゃんの場合、もっと遠い。友達の弟。自分のことを怖がっているらしいということは気付いていただろうけど、それって少なくとも自分のことを特別に思ってくれているということ。安那ちゃん的には、充分に意識してしまう距離感です。で、ちょっかい出しているうちにだんだん近付いて……

ナチュラルジゴロ・にとりんである。

まあ、そんなことはどうでもいいや。当然、それだけのことで付き合ってしまうほど、安那ちゃんも無防備ではない、はず。だからにとりん自身にも魅力がある。要するに、可愛い。可愛いのと一緒にいるのは楽しい。だから一緒にいたい。ああ、これは恋だ。――という流れなのでは。

だからこれは恋ではない。と、主張したい。でも、一番初め、にとりんに関心を持つところで、安那ちゃんはにとりんを男だと認識はしている。だから恋と言っていいかもしれない。

でもまあ、今現在の付き合いかたを見ていると、普通に友達っぽいというか、もっと近付いて姉弟っぽい感じなんですけどね。

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