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2011冬期
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夢喰いメリー 第10話 「夢から覚めずに」

ん? 物語はほぼ進展せず、ここへきて夢路たちが守ろうとする「夢」そのものを描いてきたのか。

勇魚の絵を描く仕事がしたいっていう夢を、ここぞとばかりにキラキラ輝かして描いてきやがるぜ。なんて言うか、ずるい。いやいや、これまで夢魔に喰われてきた若者たちの夢も同じように輝いていたのだけど、やっぱり勇魚のが可愛らしいから。

その輝き、ひたむきさ、可愛らしさは、夢路たちにとってはどうしても守りたい存在です。でも、その夢、明日に進む力に、夢魔は宿るらしい。夢魔を殺すと夢魔で死んでしまうらしい。

結局、夢路には有効打はないらしい。「メリーが送り返してくれる」と、この期に及んでエンギに否定され続けているやり方を信じている。

これはヒーローものにおける、ヒーローの一般論正義を個人的な領域においても行使できるのか、という問題と同じだと思っています。それが他人だったら平気で口にできる正義でも、いざ身内のこととなったとき、同じように信じるものを信じられるかという話。須く正義とかヒーローとかいう類のものは矛盾していて、その歪みは大抵「一般/個人」の間に生じるものだから、そのヒーローがどこまで正義を貫けるのかという意味で、身内に災難が降りかかることは多い。

夢と人間っていう矛盾を含みまくったものを主題に、その夢を守るヒーローとしてお互いに高め合ってきた夢路とメリー。それは自分たちの夢(メリーが「帰る」)を守るための戦いでもありました。しかしその正義は、つまり「送り返す」というのは嘘だとエンギに指摘され、メリーが夢とかキボーとかをなくしかけたとき、夢路はどうしたっけと思い返すと、こうでした。

俺はメリーを信じる。送り返せない、メリーが帰れないってのは、信じない。

一見、かなり幼稚にも感じられるこの夢路の正義。でも、それはメリーを助けると決めたから、自然と生まれた気持ちだったはずです。助けると決めたからには、なんとしても実行する。メリーは自分を信じてくれたから、自分も自分が正しいと思うことを信じる、という意味合いでした。自分たちの夢を頑なに守ろうとしたと言っていい行為。

それは今でも変わっていない。メリーや勇魚にとってのヒーローである夢路は、どこまでも自分の信じてきたものを信じようと頑張っています。有効打は見つけられずにいるけど、ああ、なるほど、これは確かにヒーローだ。

夢魔に取りつかれたわけでもなく、夢路の夢やキボーは、夢魔たちによってほとんど絶望的になりつつあります。どん詰まりです。それでも夢路は夢を喰われないように信じるものを信じ続けてそれに抗っている。そういう意味では、夢路はやはり戦っているのでしょう。

正義は必ず勝つという夢は、すでに殺されています。さて、夢路の信じる夢は、樹海や灯台に勝てるのか。

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◎夢喰いメリー第10話「夢から覚めずに」 from ぺろぺろキャンディー 2011-08-10

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