アニメの目

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2011冬期
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放浪息子 第8話 「春」

抱腹絶倒した。いや、分かってるんです、笑いごとじゃない。でも笑わずにはいられない。なんだこの子らの会話。

やっぱり面白いなあ。春が訪れて、新しい自分に踏み出そうとする面々。しかし思い描く「新しい」はそれぞれ違っていて、あるいは同じで、まとまっていないようで、まとまっているよう。

最近、禅問答スタイルの文章で自分の思考すら煙に巻くのが癖になりつつあるようです。こりゃいかん。ちゃんと納得しよう。

高槻くんはネクタイを締めるという方法で、自分なりに一歩踏み出す。それはにとりんとは関係なしに、自分が男の子になりたいと思い、さおりんにそれを認めてもらえたから。「安那ちゃんはいい人」と理解しながら、望むのは昨年冬から仲良くなったさおりんを交えて、「また昔みたいになろうよ」

おお、おお、おお。前を向いているようで、さらりと後ろ向きな本音が見える。

じゃあ、さおりんも時を戻そうとしている人? こういうことを考えると、かなり微妙。というか、少し話は変わるようだけど、さおりんがにとりんを好きな理由って、もうほとんど病気みたいなものだと思います。

誤解されないうちに失言の弁解をしておくと、別ににとりんを好きなさおりんが異常だとか、悪いとか言いたいわけではないです。ただ、好きになってしまったものは仕方ない。それは例えば風邪をひくように、些細なきっかけで始まり、なかなか治らないのだということ。

にとりんが女装好きで未だにやめられないこと。高槻くんが男の子になりたがっていること。それと全く同列に、さおりんがにとりんを好きなのだということを並べてみてもいい。

だから、さおりんが高槻くんを受け入れた理由として、対安那ちゃん共同戦線という意図が(無意識下にせよ)あったのかということはかなり難しいし、さらに「昔」を志向しているのかということについては、ほとんど判断材料がない。

ただ言えることはいくつかある。一つは、さおりんが自分に向けて好意を持つ人を拒絶しきれないという事実。ちーちゃんとかさ。それなら賢いさおりんのことだから、高槻くんの気持ちを察してそれとなく同調するかもしれない。

それからもう一つ。彼女は捨て鉢になったとき、絶対にやりたくない無茶を、冗談でなく本気で口にする。ビールとか、ね。

これは前回の話。安那ちゃんのことを知って「もう学校に行きたくない」と言う。実際は行きたかったに違いない。これからどうすると問われれば、「誰かの愛人になる」と答える。ならば、誰かの愛人になどなりたくはない。

いや、愛人になりたいと思っていないのは当然です。問題はそこじゃない。愛人っていうものをさおりんが出してきた理由として、愛人=大人というニュアンスは確かにあったと思う。つまり、大人になりたくない。

にとりんが誰か女と付き合っているらしいと知って、さおりんが思ったことは、高槻くんでなく他の「女」ということは、にとりんは男として大人になろうとしているのではないかという危惧だったはず。そしてその傍らにいるのは自分でない。ならば、昔に戻りたいとまでは思わないにせよ、現状維持、今のままでいるということを考えているはずです。

にきびで可愛い顔が醜く変容するのを拒絶するにとりんと同じ心理。あるいは、胸が出てくるのをなんとか押さえつけようとする高槻くんと同じ心理。

だから、さおりんも前を向いているわけではない。子供でいたい。みんなで子供のままいたい。

さあ、ではにとりんと安那ちゃんのカップルはどうだろう。お互いに行為を寄せ合っているのに違いはないのだけど、うーん。前回の感想では、この二人の間にあるのはほんとうにほんとうの意味で恋愛感情かということを書いたのだけど、別にそれを蒸し返すつもりはありません。

ただ、安那ちゃんは「可愛い妹みたいだ」と言い、にとりんはそう言われて喜ぶ。確実に新しい一歩を踏み出したはずの二人なのに、キスに関しては「分からない」「なら今はそれでいいじゃん」と、ずいぶんなのんびりモード。一緒にメガネコスプレでデートというのは、さぞ面白いのだろうけど。

だから、にとりん、高槻くん、さおりんの三名は、中学入学から一年が経ち、新たな春を迎えたわけだけど「さあ新たな自分を」というわけでは決してない。彼らの戸惑い、優柔不断はまだまだ続くのか。それでもいつかは大人にならないといけないのだけど。


【おまけのつぶやき】千葉さおりさん、ずっとさおりんと呼ばせて頂いておりました。でも、どうやら駄目らしい。図々しくて無駄口の多い、さおりんの嫌いなタイプのちーちゃんは、さおりんと呼んではいけないようなのです。

なら僕も駄目かも知れない。だって、図々しくて無駄口多いよ、自分。絶対さおりんに嫌われるタイプだ。だから絶対にさおりんはさおりんと呼ばせてくれない。

ま、いいや。ファンというのはそういうものです。むしろ冷たく「絶対駄目」とか、言ってほしい。言ってください、さおりん。そんな感じでしつこく付きまとって、迷惑がられたいです。

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