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2011冬期
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魔法少女まどか★マギカ 第12話 「わたしの、最高の友達」

まどかの祈りがもたらした世界は、けっして幸せいっぱいな世界ではなくて、醜いものとか苦しいこととかは依然として残る世界だけど、しかし希望には満ちた世界だったわけだ。

魔法少女の希望は絶望に転移される。その法則は変わらないのだけど、絶望に埋め尽くされた魔法少女は誰かを憎む魔女になることなく、ただ消える。魔法少女が呪いを生み出さない、というのは、確かに因果に背く。祈りが呪いに転換された例として、さやかの存在があるわけだけど、誰かのために祈れば誰かを呪わずにはいられない、ということを理解させるに充分な重みがありました。

その当然の因果をまどかは破壊した。全宇宙を作り替えるだけの願いごと。それってまさしく神様のレベル。でも、まどかは神様なんかになったわけじゃなく、まどかのままであり続けていると思う。ただ、ちょっとだけ「母」になった。

世界を憎まずにはいられなくなるまでにソウルジェムを曇らせた魔法少女から、その憎しみを取り除くのって、きっと神様の仕事じゃないんです。むしろそれはお母さんの仕事。力のなせる事じゃなくて、愛のなせる妙技だと思うのです。

ちょっと話が怪しげな方向に逸れてしまいましたが、意外と本気です。要するに、世界を恨まない、醜いものを否定しないのって、愛だと思うのです。

で、その愛ってものは、いったいどこから湧いて出たのかというと、それはきっとまどかのお母さんからもらったものだったり、友達からもらったものだったり。まどかが「大切だ」と言い切れる素晴らしい人々に囲まれて、「いい子に育った」まどかの最終形態が、人間より一つ上の次元にある概念、すなわち、愛みたいなものなのだろう、と。

ただ、概念化したまどかの最大のエネルギー源はほむら。これは間違いない。ほむらが繰り返し捧げてきたまどかへの愛情が現在のまどかの動力。ほむらの頑張りを無駄にせず、全て受け止めてまどかはまどかとして存在し続ける。

さて、まどかがもたらした新世界。この世界でも、さやかは「後悔はない」なんて言っちゃうんですね。恭介のこと、後悔がないなんて言ったら嘘なんだろうけど、だからといって自分自身を呪うことはない。傍らには母なるまどかがいてくれるから。全ての魔法少女の最高の友達がいつでもどこでも側にいてくれるから、全ての魔法少女は誰も孤独にはならない。

願いを叶えた魔法少女は、確かに存在する後悔と、きっと心のどこかに潜ませている呪いを抱いたまま、まどかに迎えられる。愛でもってその後悔と呪いを優しく包み込んで、まどかとともに世界を見守る。そんな世界になったんじゃないでしょうか。そうだとしたら、極めて希望に溢れた優しい世界だよなあ。

最初に書いたように、新しく構築された世界は理想郷なんかではなく、そこでは相変わらず少女が涙を流しているのだけど、しかし少女たちが希望を抱くことを許された世界なのです。


【余録】そういえば、まどかが概念化された世界において、ほむらはいったいなにを願ってキュゥべえと契約したんだろうか。それはきっと、まどかが守ろうとした世界を守るということ。まどかと共に世界を守り続けることを願ったんでしょう。

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