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2011春期
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花咲くいろは 第3話 「ホビロン」 感想

2夜連続更新なり。まあ、あんまりくどくなるのもアレなので、贅肉を落とした文章を心がけます。

「輝きたいのです」とは、ストレートだなあ。でも、前期『STAR DRIVER 輝きのタクト』で、「輝き」という言葉の分かりやすい響きと、それに反比例するつかみ所のなさ、その原因となっていた曖昧な定義に頭を悩ませた僕としては、ああ、今期も「輝き」とのお付き合いですか、という感じはしないでもないです。

まあ、いいや。そんなことは完全に僕個人の都合であって、花いろでは明確に「輝きたい」という言葉が提示されているので、ちゃんと読んでいこう。

さて、じゃあ同じ失敗をしないために、初めに定義をしてしまえばいいということでしょう。花いろにおける「輝く」という言葉の定義を定めてしまえばいい。

やはりそれを支える別のキーワードは「可能性」。緒花は潜在的に確定を嫌う女の子で、喜翠荘に行くことになったときにも、わくわくしていた。それは、新しいなにかがそこにあるという可能性があったから。それがちょっとうまくいかなくて、一人で苦しんでいたんだけど、反発。「死ね」という可能性全否定の言葉を禁止にして、民子や菜子と無理やりにでも接触を図ります。

これが前回までの(たった2話だけど)おさらいです。「まだつぼみ」な緒花には、どんな花を咲かせるのか可能性がいくらでもあって、彼女に関する様々なことは、実はまだ未確定。

さて、そこで「輝きたい」と言う。ならば意味として考えられるのはふたつ。

ひとつ。自分の可能性を開かせたい。つまり、つぼみを開花させたい。これは次郎丸さんとの対応関係になります。女将が次郎丸さんにいった言葉「執筆をしている=賞を取る可能性がある限りお客様」は、かんづめというつぼみのイメージ、受賞という開花のイメージをあわせ持つ次郎丸さんのにとっての「輝き」を「可能性」という言葉でうまく表現してくれています。

きっと次郎丸さんも輝きたいのだと思います。だって、まったく自分の中に存在しないものって、絶対に小説に書き表せない。次郎丸さんの中の緒花が「輝きたい」と言うのなら、次郎丸さんだって輝きたい。

それで、次郎丸さんの目下の希望と言えば、受賞ですね。だから、「輝きたい」というのはつまり、自分の可能性を開花させたいということ。

しかし、これはちょっと無理があると思う。だって、次郎丸さんの「輝きたい」欲求と緒花の「輝きたい」欲求が呼応できたのなら、次郎丸さんの「輝きたい」欲求が結果を追い求めるものであるはずないから。つまり、緒花は反確定少女だから、自分の未来(結果)を求めたりはしない。ならば結果はさておき頑張っている緒花に共感し、自らの言葉を作中で緒花に代弁させた次郎丸さんも、結果を追い求めているのではない。だから彼にとって「輝く」とは、受賞(開花)を示す言葉ではない。

そこでふたつめの意味。「輝きたい」というのはつまり、「可能性」を信じたいということ。開花に価値があるのでなく、「可能性」を抱き続けることに意味があって、その「可能性」を磨く行為こそが「輝く」ということ。ほらほら、次郎丸作中の緒花は変なところを磨くと輝けるそうだし。

振り返ります。「可能性」というキーワードからして、「輝きたい」というのは「可能性を開かせた結果」or「可能性を開かせるという段階」のいずれか。しかし、緒花は今のところ結果まで見通せてはいない(見通したくない)。だから、「可能性を開かせるという段階」そのものを、採用。

輝くために頑張って自分を磨くという行為そのものを指して「輝きたい」です。それは、緒花だけじゃない。今の自分が嫌いで仕方ない、でも、「可能性」を捨てたくはない(海に飛び込んでおいて「死にたくない」)という次郎丸さんも輝きたい。

それから、緒花と次郎丸さんだけでもない。自分の性格をよく思っていない菜子も、板前修業を頑張っている民子も、「輝きたい」と思っている。それは、今定義した意味で。だって、民子は緒花のことをしっかり認めたし(後述)、菜子は緒花に感化されるように頑張った。ちゃんと緒花と共感しているわけです。

とりあえず暫定ではあるけれど、とりあえずこういう方針で、これからの緒花たちの頑張りを見ていくことにします。


【少し別の話】「他人に頼らない」という緒花が、でもやっぱりそんなのは嫌だと言って民子菜子にアプローチ。これが前回だったのだけど、その後の民子のレスポンスについて。

まかないが用意されていなくて、思わず口をついた言葉が「あいつ、裏切った!」です。ああ、なんだかんだ、民子は緒花に期待しちゃっているのだなあ。まあ、同部屋だし、緒花の頑張りを誰より近くで見てきたわけだから。

で、復讐まかないはなくなったけど、結局ほうれん草は食べてあげるし、貴重な時間を使って頑張って考えたとっておきの言葉「ホビロン」は使うしで、民子にとって緒花が一生懸命相手にするべき人になっているのも確かです。それってつまり、信頼されてるってことだと思います。

それに、なんだかんだ女将さんにも信頼されているし、緒花は緒花が考えている以上に、すでに輝きを放っているのだなあと、実感です。

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