アニメの目

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2011春期
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あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。 第1話 「超平和バスターズ」 感想

今期から全話感想を書くのは一本にしようと思っていて、で、それは『花咲くいろは』にするつもりだったんだけど、『あの花』見ると、これをなんとなくで流すのは絶対にもったいないと直感が告げたので、頑張って書いていこうかというつもりになっています。はい、ただでさえ遅いのは承知の上ですが、こればかりは面白すぎる。

ストレスという言葉で端的に表されたじんたんの現在。それを象徴するかのように性欲の表現を(ギャグのレベルで)入れてくるのは、もはや岡田磨里の特技です。職人技です。キャラクターをナマモノとして扱うテクニックはどんどん洗練されてきているように思います。

さて、過去と現在、ですよね。仲良し集団「超平和バスターズ」は、めんまの死をきっかけにバラバラに。中学を経て、それぞれ違う道に進む仲間たち。でも、全員の心の中には死んだめんまが存在して、つまり、心の一部を過去に置き忘れている。

特にじんたんは、まったくめんまの死から立ち直れていないらしい。現在のふがいない自分に頭を悩ませ、あの夏は、あの夏は、とめんまがいた夏を振り返る。超平和バスターズのリーダーは自分で、みんなが俺についてきた、と。だからじんたんは、まったく時間が動いていない。一番変わったのは俺、とは言っても、それはめんまが死でショックを受け、そのまま自分を腐らせてしまったというだけのこと。

その、「腐ってしまった自分」というものの表現として、性欲を感じる思春期の体を描いている。つまり、精神レベルでは時間は止まったままなのに、自分が願い事を叶えてやることもできない間にめんまは死んでしまったのに、自分の体だけは時間が動いていて、大きくなって、性にも目覚める。そのどうしようもない自身の体の変化を、じんたんはなんとなく許せない。だから抑圧したい。

そこで唐突に、めんまが化けて出る。じんたんにしか見えない。じんたん曰わく「めんまに謝るために、自分が生み出した」らしいのだけど、その真偽はさておき、めんまに謝ることで「あの日」から一歩前に進み出したいのだというのが、じんたんの気持ち。

さて、他の性表現としては、例えばあなる(あまりにひどいニックネーム)。あなるは自身を着飾るのです。それはまぎれもなく女として自分を飾り付ける。だから彼女は、より積極的に女に目覚めようとしている。それはじんたんとは逆方向だけど、やっぱりその根っこにはめんまのことがあるらしい。つまり、精神の時が止まって肉体の時は動く、ということを否定したいという点では、じんたんもあなるも同じかもしれない。

ただ、じんたんは精神に肉体を近づけることで帳尻を会わせようとしたのに対し、あなるは肉体の進化によって精神を引っ張ろうとした。それでも結局、あなるの精神はやはり超平和バスターズに残されていて、それが今のみっともなさの正体。

ぽっぽの性は、マニアックなエロ本かな。これについては情報不足。次回以降に回そうと思います。

じゃあ、最後、ゆきあつとつるこのカップル(?)。つるこは、ゆきあつに「顔だけはいい」とか、結構きつい言葉を浴びせているのだけど、そういう発言って、自分が女性であることを理解しての言葉だと思う。だから、よりクールにではあるけれど、やっていることはあなると同じなのかもしれない。つまり、オトナになろうとしている。

ゆきあつは、じんたんと同じでめんまのことを未だに考えている。初恋をいつまでも引きずっているのだけど、じんたんとは違って勉強を頑張って、そのことで絶対に満たされない欲求を昇華しようと努めている。彼のエリート志向っぽいのは、つまりそういうことだと思う。つること歩いていたのだって、女の子と歩くというポーズが、彼には必要なのかもしれない。

と、こんな感じ。めんまが、自身死んでしまっているということ、超平和バスターズは変わってしまっていることを、はっきりと理解していることについても、ちょっと気になることはあったけれど、とりあえずここまで。

基本的な設定を描き、さらに一貫したテーマで登場人物を横並びにし、それでこれだけの話をつくるのに、もうひたすら感動です。

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