アニメの目

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2011春期
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あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。 第4話 「白の、リボンのワンピース」 感想

もっとも重傷はゆきあつだろうとは思っていたけれど、これはひどい。これはひどいぞ。

何と言ってやればいいのやら。とりあえず、ご愁傷様かな。

真面目なことを書くと、サブタイにもあるように「白の、リボンのワンピース」というアイテムとめんまの存在を、超平和バスターズの仲間たちが同じように結びつけてイメージしていたということは印象深いです。

ゆきあつはめんまを失いたくなくて、女装してまでめんまを世界に存在させていたわけだけど、そのために必要だったのが「白の、リボンのワンピース」。

あなるが着たのは「めんまが着そう」な白いワンピースで(これはじんたんの注意を引きたいという意図のほうが強いのかもしれないけれど)、ぽっぽが初めてめんま(これはゆきあつめんま)を見たとき、一瞬で「めんまだ」と分かったのはやはり白のワンピースだったから。それから、ゆきあつが女装アイテムを買うのに付き合わされていたつるこが、ひょっとしたらゆきあつが、と感づいたのはきっと「白の、リボンのワンピース」を買っていたから。

5年経っても、誰もめんまのことを忘れられない。直接見られないなら、例えば白いワンピースという実在するものにイメージを重ね合わせて、そうやってめんまを見ようとする。

超平和バスターズはみんな同じようにめんまのことを覚えていて、あるいは忘れられなくて、だからその意味ではみんな同じ。ひきこもり、ギャル的な女子高生、放浪人、女装、クールビューティ的な女子高生にそれぞれ変わってしまったのだけど、やはりめんまがいた時間を同じくしている5人なんだな、ということを強く感じる。

でも、当然その想いには強弱があって、特に男女間でその温度差はあります。

ほぼ狂ったようにめんまを求めるゆきあつは、もう本当に重傷。めんまの死に関して詳しいことは描かれてはいないけれど、きっと超平和バスターズから最初に抜けたのはゆきあつだったと思う。あの山でめんまが死んだということは、きっと超平和バスターズで遊んでいるときに事故があったんだろうけど、それならめんまを死なせてしまったのは超平和バスターズということになる。少なくとも、ゆきあつの論理ではそうなる。

だから、「みんなと一緒にいるめんま」ではなくて「自分のめんま」を作り出した。それこそがゆきあつの望みであり、現実の否定の肝になる部分だから。

対するじんたん。今のめんまがじんたんの幻想ならば彼もかなりやばいけど、少なくともじんたんにとってのめんまは、「みんなで一緒に」がなによりも大好きなめんま。5年前の、あの頃のめんま。そういうめんまを、ぽっぽも「それらしい」と認めるようなめんまです。

だから、じんたんはやっぱり、「俺たち全員が等しく失っためんま」だと考えているらしい。

じんたんとゆきあつに関しては、1話からめんまの死に対して後ろ向きであるように表現されていたけれど、それじゃあ、女性陣はどうでしょうか。

あなるはファッションを女子高生のそれにすることで、めんまの死んだ日から自分を引き離そうとしています。ときどき後ろを振り返ってしまうのは、じんたんがいつまでもめんまの死を引きずっているから。そういうことを、前の感想で書きました。

あながち間違いじゃないと思う。虫に刺されても、露出の多い服をやめるわけにはいかない。女子高生らしい服が、今のあなるのアイデンティティ。

つるこは、とってもクール。めんまが蒸しパンを作ったなんて信じない。めんまはもう死んでしまったんだから。だからこそ、つるこは先に進もうとする。ただ、ゆきあつがダメダメで、いつまでもめんまの傷が治らない。だから荒療治でもなんでもやるしかないという感じ。

女性たちはめんまの死という事実を抱えながらも、今は今で生きようとしている。男どもがいつかめんまの死を受け入れて次のステップに移るのを、いろいろ複雑な気持ちで待っている。そういう印象を強く受けます。

みんなが忘れられないめんまという存在。みんなのイメージは同じで「白の、リボンのワンピース」なんだけど、その捉え方、心の中に残っている形はそれぞれ違っている。

どれが正しいなんて、言えない。ゆきあつだって決して間違っているわけじゃないと思います。

時間だけが流れてしまって、考え方のレベルでみんな違う。めんまの死を直視できない人、あるいは、めんまの死を懸命に乗り越えようとする人。それぞれが持っている「かりそめの平和(=超平和)」は果たして本当にバスターしなければならないのか。

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