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2011春期
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花咲くいろは 第6話 「Nothing Venture Nothing Win」 感想

すごくうまいタイトルだと思う。別にWinしたいわけではないけれど、少なくともChangeしなければならないという認識は緒花にもあって、というか、そもそも緒花にはVentureしたいという願望があったりもして、そういうところで喜翠荘と緒花自身をうまく重ね合わせてきているんだと思う。

古い旅館っていうと、やっぱり旧態依然なイメージがあります。昔からやって来たことを重んじて、新しい風を入れようとしない感じ。喜翠荘もその例外でなく、コンサルタントのお姉さんを積極的に受け入れようとしたのは、若い経理だけ。あと、新入り仲居が半信半疑ながら信じただけ。

でも、Ventureが必要というのは、確かにその通り。女将も認める経営の傾きぶりらしいです。だから、Winに繋がるかどうかは別としても、少なくともChangeはしなければならなくて、そのためにはVentureが必要だと。

こういう状況って実は緒花に似ている。古い旅館と新しい女子高生を同じ次元で語るのは自分でも抵抗があったりするのですが、「変わらなきゃいけない」と感じながらも「どうしたらいいか分からない」という点では、喜翠荘と緒花はやはり同じです。

5話までに「頑張る」ということを学んだ緒花は、どうしたらいいか、どれが正解か分からないからこそ、根拠がなくても頑張るしかないと思えます。「Winにはならなくとも、ChangeのためにはVentureしかない」という思いが、やはり緒花にはあって、それが現在の喜翠荘とかなりシンクロしています。

だから喜翠荘と緒花は横並び。それが明示的になったのが、今回の一件です。

緒花は「まだつぼみ」なんだけど、でも、つぼみということは種だった時期があり、その前には花だった時期があって、その前はまたつぼみ。種、つぼみ、花、種、つぼみ、花と繰り返してきているはずです。ひとつ前の花がママ、ふたつ前の花が女将。

だから、今の緒花を形作るものとして、やはりママがいて、そして女将がいるのです。デコピン&無根拠の励ましはママ譲り。Ventureを求めるのは女将がまだつぼみだった頃と重なります。

つまり、緒花には歴史がある。ルーツがある。そのルーツは喜翠荘の歴史と同一で、だから、緒花は喜翠荘で、喜翠荘は緒花なんだということを、強く感じました。

もういっそ最終話でもよかったくらい、きれいなまとまり。母親に放り出されて、どきどきを求めて街を離れて、そして出会った古い旅館という新しい舞台。それが緒花そのものと重なり合い、自身の明朗さとは反対に、実に穏やかにしっとりと人が場に落ち着いて、場が人に溶けていく様子がすごくいい。本当にバランスがいい。

逆に、これだけのことを中間でされると、最終話にはどれだけうまいトリックを使ってくるのか、想像もつかないですね。

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