アニメの目

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2011春期
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あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。 第6話 「わすれてわすれないで」 感想

エッチスケッチワンタッチは懐かしすぎた。

めんまパパはめんまのことを思い出して辛いからという理由で部屋を片付けた。めんまのものは全て段ボールに入れて押し入れに入れた。でも、目に入らないところに隠しただけで、捨てたわけじゃない。

気持ちとしては、超平和バスターズの面々も同じだと思います。いつまでもめんまに捕らわれていることを良しとする人は誰もいなくて、むしろ全員がめんまから離れようと、めんまに対する気持ちに整理を付けようと必死にもがき続けた5年間で、でも、誰一人としてめんまを忘れてしまうことはできなかった。

じんたんとして、めんまが見えるということは嬉しいことなのか。気持ちとしては、おそらく、見たくないけど見たいもの。会っちゃいけないけど会いたい人。

見えると辛いから見えないようにする。そういう選択をしためんまパパも、永遠に見えないように破棄してしまうことはないわけです。思い出してばかりではいけないから、でも、思い出を全て忘れるなんてできない。そういうめんまパパとじんたんたちは、取り残された者として、やはり感情がかなり近いです。

ただ、じんたんは見ないわけにはいかない。家に帰るとそこにはめんまがいて、どうしても見えてしまう。それでもじんたんは家に帰る。あなるが家に帰ったのと同じように家に帰って、でもやっぱり見たくないものを見て、感じたくないものを感じて、それで家を飛び出して秘密基地へ。あなるに関してその過程は判らないけど、きっと似たようなところだと思います。

あなるの家、親子がそういう切っても切れない、でも近づけない関係であるように、じんたんの家、じんたんとめんまも似たような関係。常に視点は違っていて、お互いに傷付け合って、傷付き合って、それでも絶対に忘れるなんてできない関係です。

繰り返します。じんたんにとって、めんまが現れて嬉しかったのか。嬉しくはなかったと思う。だって、じんたんにとってめんまっていうのは苦しみだから。でも、会いたかったのも確か。押し入れにしまっていた箱をいずれ開けてみたくなるように、親が怒るから帰らないつもりだった家に帰りたくなるように、じんたんはめんまに会いたかったに違いないです。

超平和バスターズではじんたんが一番めんまを人間として扱っています。それは、やっぱり見えるから。触れられるから。超平和バスターズのメンバーで唯一、そういう生々しさを伴っためんまを感じているのはじんたんだけです。だからめんまママの機微に感づく。だから黙っていることに耐えられなくてめんまに本当のことを話してしまう。

でも、生のめんまを感じているじんたんでも、生者である限りは死者とすれ違います。じんたんの気持ちが「会いたくない会いたい」で、めんまの気持ちは「忘れて忘れないで」。もやもやっとした矛盾。実はまったくすれ違っていなくて、ほんの刹那的にでも出会えたのは幸せなことだと思うんだけど、それでお互い深く傷付くのです。

じんたんは、きっとめんまに「忘れないで」と言ってもらえれば前に進める。めんまが、じんたんが先に進めるようにと「忘れて」と言うから、逆に進めなくなる。そこがめんまとしてはもどかしくて、同時に、じんたんとしてももどかしい。

単純で複雑な人間、言い換えると、単純で複雑な気分がありありと描かれていて、やっぱりすごいなあと息を呑むばかりです。


【おまけ】じんたんとあなるのラブきました! 「俺を見ろ」には笑わせて頂いたけど、やっぱりいい男ですよね、じんたん。

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あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。第06話「わすれてわすれないで」 from ひそかにささやかにアニメ等を応援している日記 2011-06-14

「お、おれを見ろぉ!」 胸が熱くなる今まで同様のAパート。 対して何があったのかどうしても考えてしまう対照的なBパート。

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