アニメの目

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2011春期
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花咲くいろは 第10話 「微熱」 感想

2回下書きを破棄して、これが3度目(下書きをボツにしたのは、今期初)。シンプルに、シンプルに書こう。

というのも、本編がまったくシンプルでなかったから。これまでと同様に緒花の主観によるところが多いのだけど、その緒花が熱で意識ももうろうとしていて夢と現実、回想と現在の区別も付いていない状況で、見ているほうとしては、なんかすごく理解が難しい。何度か見直したけれど(これをしたのも久しぶり)、未だに曖昧なところがけっこうあったりするのです。

でも、だからこそ、緒花にとって本当に大切なことだけはきっちり伝わってくる。徹さんには申し訳ないけれど、徹さんのおかゆとか、緒花としてはあんまり覚えていない。そのときは全然意識がハッキリしていない。

あれだけ意識を朦朧とさせながら、緒花が覚えていることは「○の間のお客様は~」みたいなこととか、自分が働かないと仲居の仕事が大変だとか、それでも働こうとするとベッドに押し戻されるとか、そういうことばかり。

いつでも緒花の意識の中心にあるのは喜翠荘という場で、自分が喜翠荘のためになにができるのかということばかり。

その想いに応えるように、喜翠荘従業員が(忙しいにもかかわらず)立ち替わり緒花を見舞いに訪れます。いかに愛し、いかに愛されているかということがよく分かる。でも、緒花としてはちょっと寂しい。

つまり、朦朧としながらも、喜翠荘のことを考えることはやめず、自分なしでも喜翠荘がうまくまわっていると知ると涙を流す。緒花にとって喜翠荘は、やっと巡り会った「ここにいたい!」と思える場所だから。

凝った画面構成や時系列をごちゃまぜにするトリックなど、あらゆる演出を取っ払ってみると、残るのは、喜翠荘のみんながそれぞれの形で緒花のことを好いていて、緒花はそんな喜翠荘にいたいと思っている、ということだけ。

たぶん、緒花としても忙しさから一歩身を引いてみて、そういう自分の気持ちを知ったんだと思う。夢に出てきた孝ちゃんは、やっぱり緒花としては「帰りたい場所」でもあって、それが今の「ここにいたい」場所と対立する。でも、思うのは「ここにいたい」ということだけ。初めから勝負になんかならない。勝負は、前々回ですでに付いていた。

ただ、緒花自身がそのことに気付いたのが、今回。自分がどれだけ喜翠荘を好きでいて、喜翠荘に好かれているのかということ知って、自分の中の優先順位を理解した。だから、最後にも涙を流す。菜子が「緒花ちゃんがいなくても頑張ってる」というのを聞いて、「ここにいられない」という不安から大泣きしてしまったほどではないけれど、選択(これは、1話で緒花が嫌った「確定」であり、つまり、可能性をひとつ捨て去ること)の悲しみで、少しだけ涙を流す。

スタッフとしても非常に濃い回だったわけだけど、それでも大事なことはちゃんと伝える。伝えるというよりは、伝わるという感じかな。直接的じゃなくて、すごく間接的に、感覚で分かるように仕向けるような、なかなか面白い回でした。ただ、深読みしだすとわけわかんなくなってしまって、でも、深読みしたエントリもこそっと見せてみたかったりとかもしています。

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