アニメの目

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2011夏期
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うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVE1000% を見て思ったこと: 女性ファンの貪欲さ

全話見ました。1話のライブ映像から「これはアリ」感が感じられて、各話楽しく見られたアニメでした。女性向けのゲームが原作ということもあり、(特に終盤あたりで)ちょっと引っかかる部分というか、気になる部分というか、興味深い展開が見られたので、そのことについてちょっと書こうと思います。

トキヤが芸能活動をしながら学園に通っているということが露見した後の展開なんだけど、トキヤが心配したのも、遥や音也が心配したのも、「6人で卒業オーディションができるかどうか」だったんですよね。ものすごく狭い世間の話です。

これに関しては、トキヤは芸能活動(HAYATO)と卒業オーディション(一ノ瀬トキヤ)では、もう後者に心を決めていたはずだから、真っ先に心配するのがそっちなのは当然で、引っかかったのはここではないです。

引っかかったのは、あの難局が、STARISHの5人+遥の承認(狭い世間)でもって突破できてしまったという事実。大きな力になったのは学園長の手回しなんだけど、なんというか、内部間の承認が、そのまま外部からの承認になってしまっていて、それがラストのデビューライブのあの歓声に直結してしまっているということ。

つまり、トキヤを認める人が遥→STARISHメンバー→一般のファンと広がるのだけど、この二つめの矢印がほとんど無条件(実際に、ここの障害は遥自身が「わたしが曲を作る!」と決意することだけだった)に描かれているということです。

この飛躍に、少しぽかーんとしてしまいました。で、やっぱり文化が違うなあと、感じたわけです。

誰かと理解し合ったり、認められたりして、団結してなにかことを為して終わるという物語は多くあるわけだけど、どうも、僕の慣れ親しんだ一般向け・男性向けの物語ではこうはならないと思います。

他のアニメで、例えばこういうことがあったなら、おそらくここまで貪欲な結末にはならない。「まだHAYATO時代の問題は残るが、これからみんなで頑張っていこうと思う」みたいなラストで、男性ファンはきっと納得すると思うんです。

言ってしまえば、「みんながトキヤを認め、必要とし、また、メンバーから必要とされる遥も自分から積極的に曲を作ることに決めた」という内部の承認+それに対する主人公のレスポンスがあれば、男性ファンの目には充分な幕引きに映る。

ただ、そうではなくてなぜか万事うまくいってライブで遥の歌を歌う6人が、大歓声に包まれるという最高の夢(大きな世界)を、いきなり描いてしまうあたりが、なかなかカルチャーショックでした。このぶち抜き加減はすごい。小世間の承認から大世界の承認への拡張が、いい意味で明らかな夢物語であり、ああ、貪欲なんだなあというのを、強く感じました。

最後のライブを見ながら思ったのは、「こういうのもアリ」感で、ひとつ新しいものを見せてもらったという感覚です。なかなかよいものでした。

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