アニメの目

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2009春期
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東のエデン 第6話 「東のエデン」

「俺はニートではあるが凄腕のニートを自負してきた」という新たなる名言が飛び出しました。リサイクルサークルとして発進した「東のエデン」はみっちょんの開発した画像検索エンジンシステムによって一気に姿を変え、凄腕ニートは企業を目論んでいたようですが……

咲周辺の設定はこれまでもひとつひとつ丁寧に描かれてきましたが、今回は大学サークル「東のエデン」に焦点を当ててきましたね。

『東のエデン』の何が面白いのか。考えてみたら真っ先に思いつくのは会話が面白いってこと。日本語がすごく洗練されていて、比較的簡単な言葉を簡潔に繋げたセリフなのに深さがある。極力重い印象を与えないような言葉選びで、サラッと流した言葉の中に質の高さがうかがえます。本には神山監督自ら参加しているみたいですけど、たぶん監督もそこには気を使ってるんじゃないかな。

あと会話の間の取り方も抜群。普通のことを普通に喋っているシーンでもなぜか引き込まれてしまうのは、この会話のテンポにあるんじゃないかな。感覚としてはスタジオ六花の吉浦監督にも近いように感じています。

今回の「俺はニートではあるが~」のセリフも奥が深い。みっちょんの開発したもはや天才的と言うしかないシステムに咲が独特の感性で色を加えていく中で、平澤は彼女達をバックアップできるように経済・法律を学んだと言っていましたが、これは当然ニートではないですよね。

きっと精力的に勉強をしてきたんだろうと思いますが、大学でそれほどの意欲を持って勉強している学生が一体どれだけいるのか。

つまり平澤の言う所の「ニート」は、その社会的地位や振る舞いを示す言葉ではなく、精神であるとか主義・主張であるとか、そういう内的なものなんでしょう。ニート根性という言い方が良いかもしれない。

平澤は自分がニート根性であることを自覚し、むしろそれを誇っている感すらあります。ちょっと前に大杉が平澤の話題を口にしてたけど、その辺から察するに平澤のニート主義はある種の開き直りかもしれないです。

自分達の世代が根っからのニートであると非難され続ける中で、平澤は「じゃあお前らのバカにするニートの実力を見せてやろうじゃないか」みたいな、そんな意識だと思います。ゆとり教育のおかげで「ゆとり世代」と呼ばれバカにされている現在の大学生にも共通するかもしれない意識。

社会にコミットできないわけじゃない。入社試験をパスできないわけじゃない。でもどこかの企業に取り込まれて、自分達をニートとバカにしてきた大人に頭を下げて認められ、それでいずれ自分より下の世代を非難する大人になる。そんな自分にはなりたくない。それが平澤のニート根性であり、ニート精神であり、ニート主義であるのかな。

世代も年代も同じくらいなので、平澤の気持ちは何となく分かってるつもりです。まぁ、「分かるよ。分かんないけど」な感じと言えばそんな感じでもあるんですけどね。

それにしても「咲だけじゃなくて日本中がそうなったら慌てるのは大人の方だ」ってあのセリフ、どこまで本気なんだろう。いや、滝沢が本気なのかどうかじゃなくて監督が本気なのかどうかがすごく気になる。

ま、平澤の言葉ひとつでここまで話を広げられるわけですが、そろそろ次の話題に移りましょう。

画像認識の処理は一体どこでやってるんだ? 一箇所で全処理を請け負うとしたらバカみたいなコンピュータが必要になるし、逆に端末(携帯)ごとにプログラムを走らせているとしたらあの世界の携帯スペックの水準が物凄く気になる。ついつい現実的なことを考えてしまったみっちょんの画像検索エンジンシステム。

要するにカメラで何かを映すとそれが何かを判断し、それについてユーザが書き加えた情報がふきだしになって書き出される。とまぁそんな感じ。情報は誰でも好きに書けるようで、その辺のシステムはインターネットのwikiとほとんど同じっぽいです。

はぁん、また携帯か。
いつぞやの感想で「キーアイテムは携帯だ! 携帯の特性を書き出してみよう」みたいなことをやったので、そこから引っ張ってきました。

「若者の道具」「何でもできる便利アイテム」「他者とのコミュニケーションツール」「一番身近で一番得体の知れないもの」「プライバシーの象徴」

珍しくあんまり間違ったことを書いていなかったようですね。鼻高々。
特に「一番身近で一番得体の知れないもの」と「プライバシーの象徴」は今回にピッタリですね。可能性が広がり続ける携帯電話だからこそ新しいサービスも生まれてくるわけだけど、携帯そのものを良く理解できていないから「東のエデン」を襲ったようなハプニングが起こるわけですね。

素晴らしいシステムでも倫理を無視したような使われ方をするかもしれない。ダイナマイトみたいにね。そういう可能性を秘めているのが携帯。見方によっては携帯に暗い影を感じることだってあるでしょう。

と、まぁそんな感じかな。

とりあえず滝沢はニート絡みで「日本を正しい方向へ導く」つもりみたいですけど、ここにジョニー狩りがどう関わってくるのか。

ここまでジョニジョニジョニーと言われると、なんかジョニーが一番重要なキーワードのような気さえしてきた。ただ、大学~くらいの世代が関心を持ちそうな話題(ニート、就活、携帯、ジョニーetc)を多く取り上げてるから、特に意識している視聴者層がその辺なのは間違いないでしょうね。

あ、それにしちゃ古い映画のネタが結構多いのか……

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