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2009春期
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Phantom~Requiem for the Phantom~ 第9話 「名前」

「亡霊」ということは自らの存在の確立に何かしらの拠り所を必要とするわけで、アインがこれまで殺し屋としてやってこれたのはサイスという拠り所があったから。アイデンティティを他人に預けることで満たされるっていうのは、まさしく誰かに憑依することで存在を得る亡霊と同じ。

サイスの消失で拠り所をなくしたアインは、ツヴァイに貰った新たな名前を頼りに自分を取り戻すことを決意した…… ように見えたんですけどね。世の中そんなに簡単にはいかない。

この二人は本当に非情な運命に振り回されてる感じですよね。

前半のアインについて。主に車の中でのやり取り。

ずっと「私たち」という言葉を使って、自分とツヴァイを一括りにしてきた(しようとしてきた)アインがついに自分とツヴァイは別なのだと認めた印象的な言葉もありました。個の認識です。ただ、その「違い」とやらは「パスポートがあるかないか」程度の違いで、全く本質的でない。

それに対してツヴァイは、パスポートがなくても自分は自分だと主張。その人を証明するのはハンコや紙切れではなく、その人の過去の記憶。で、過去を持っているという点においては自分とアインに違いはないじゃないかという考え方です。

ツヴァイは良いことを言ったなと、単純に感心しました。サイスに従って決められた道を決められた速度で走るのでも、クロウディアに従って決められた道を自分の速度で走るのでもない。自分の道を自分の速度で走る選択です。

そんなツヴァイの考え方に影響されたアインですが、結局アインが求めているのは精神的な拠り所なんだから、ツヴァイが目の前からいなくなりサイスが現れたらそっちに従ってしまうのは仕方ないことでしょうか。人形であることを止める意識がないわけじゃないんだけど、やっぱりそんなに簡単なことじゃない。

一方のツヴァイはアインと引き離されクロウディアにまたうまく操られている感じです。ツヴァイにしても、「自分の道」ってのはアインに依存しているわけだから、状況として何か拠り所を探しているアインとそれほどの違いはない。

7話の感想でアインの地下鉄、ツヴァイのフェラーリについて触れたけど、今回もそれと同じ表現でしたね。ツヴァイがクロウディアに捕らえられたのは逃走用の車を調達する目前だったんです。組織から与えられていた車ではなく、自分達の車を手に入れる直前。人形からの卒業は後一歩という所まで行ったのに、結局また振り出しに戻されてしまった感じですね。

本当にうまく行かない話だなぁと感じます。本当にうまく行かないという点では本当にうまく作ってある話だとも思っていますが。

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Phantom ~Requiem for the Phantom~ 第九話「名前」 from 霧たんぽ鍋 2009-06-06

[アニメ感想]Phantom ~Requiem for the Phantom~ 第九話「名前」 最近、ファントムのことしか書いてません。忙しいためなかなか更新できない状況です。 おそらく、もう、2ヶ月間はまともに更新できそうにないです。 1週間遅れですが真下版ファントム第9話です。

◎PhantomRequiemforthePhantom第9話「名前」 from ぺろぺろキャンディー 2009-11-29

記憶が戻った玲二(ツヴァイ)。望めば日本に帰る事も出来た…。しかし彼は、負傷したアインを置いて行く事は出来なかった。彼女に生きていて欲しかった…。裏切り者のサイスに加担した事により、アインは、今や追われる身。眠ったままの彼女を連れ、組織の追っ手から逃れ...

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